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俺のハニー
2008.03.24 Mon
「悠ちゃん、お風呂沸いたよ」
「んー」
寝室に戻ってそう言えば、気怠そうに悠也が体を起こした。
「拓海ー、連れてってー」
「はいはい」
そう言われるのはだいたい想像がついてたから、拓海は特に驚かない。
シーツに包まって両腕を伸ばしてる悠也を、それごと横抱きに抱き上げて、寝室を出る。
受け入れる側のセックスは相当疲れるはずだけど、終わった後の悠也はたいてい上機嫌で、いつも以上に甘えてきてかわいい。
「ねぇー、拓海ー」
「ん?」
スリスリと胸に頬をすり寄せていた悠也の手が、ふと拓海の顔のほうに伸びてきて。
何? と思う間もなく。
―――ツー……。
「うわぁーーー!!!!!」
拓海が、色気もへったくれもないような叫び声を上げ、膝をガクリと折った。
思わず悠也を落っことしそうになって。
「危ない、拓海! バカ!!」
バシン!!
いい音を響かせて、悠也が拓海の頭を引っ叩いた。
「悠ちゃん、いきなり何すんの!?」
「いや、前から思ってたんだけど、拓海って鎖骨弱いよね。むひっ」
そんなかわいい顔して……全然反省してないでしょ!?
「落っことしたらどうする気だったの?」
「ぶっ飛ばす」
「……」
もう何も言い返せず、拓海は足を踏ん張って、もう1度悠也を抱えて立ち上がる。
「でも落とさないでしょ? 拓海は」
「ん?」
「落とさないよね?」
「…………。落とすわけないでしょ? 大事な大事なお姫様を」
「むふふ。嬉しいこと言ってくれたから、キスしてあげる」
ご機嫌なお姫様からキスを1つ。
(これだけですっかり許しちゃえるんだから、俺もお手軽だよね)
「でももう鎖骨はダメだかんね?」
「はーい。くふふ」
…………なーんか、最後の笑みが気になるんですが? お姫様。
「んー」
寝室に戻ってそう言えば、気怠そうに悠也が体を起こした。
「拓海ー、連れてってー」
「はいはい」
そう言われるのはだいたい想像がついてたから、拓海は特に驚かない。
シーツに包まって両腕を伸ばしてる悠也を、それごと横抱きに抱き上げて、寝室を出る。
受け入れる側のセックスは相当疲れるはずだけど、終わった後の悠也はたいてい上機嫌で、いつも以上に甘えてきてかわいい。
「ねぇー、拓海ー」
「ん?」
スリスリと胸に頬をすり寄せていた悠也の手が、ふと拓海の顔のほうに伸びてきて。
何? と思う間もなく。
―――ツー……。
「うわぁーーー!!!!!」
拓海が、色気もへったくれもないような叫び声を上げ、膝をガクリと折った。
思わず悠也を落っことしそうになって。
「危ない、拓海! バカ!!」
バシン!!
いい音を響かせて、悠也が拓海の頭を引っ叩いた。
「悠ちゃん、いきなり何すんの!?」
「いや、前から思ってたんだけど、拓海って鎖骨弱いよね。むひっ」
そんなかわいい顔して……全然反省してないでしょ!?
「落っことしたらどうする気だったの?」
「ぶっ飛ばす」
「……」
もう何も言い返せず、拓海は足を踏ん張って、もう1度悠也を抱えて立ち上がる。
「でも落とさないでしょ? 拓海は」
「ん?」
「落とさないよね?」
「…………。落とすわけないでしょ? 大事な大事なお姫様を」
「むふふ。嬉しいこと言ってくれたから、キスしてあげる」
ご機嫌なお姫様からキスを1つ。
(これだけですっかり許しちゃえるんだから、俺もお手軽だよね)
「でももう鎖骨はダメだかんね?」
「はーい。くふふ」
…………なーんか、最後の笑みが気になるんですが? お姫様。
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