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落下星 (36) R18
2009.10.10 Sat
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
「睦月、目開けて、俺のこと見て?」
優しい表情の亮が睦月のことを見つめている。
ねぇ、何でこんな俺のこと、嫌いにならないの?
「目、閉じたらダメだよ?」
「え…?」
どういう意味? と思う前に、唇を塞がれた。
優しいキスは徐々に深くなっていって、舌を絡ませられて、睦月が思わず目を閉じてしまうと、唇を離され、「閉じちゃダメ」と囁かれる。
「亮…?」
「目閉じないで? 俺のこと、見てて?」
「ぁ…」
何も怖がらないで。
睦月に触れるのは亮だから。
キスするのも、愛撫するのも、その体内を暴こうとするのも。
「愛してるから。睦月のこと、愛してるのは、俺だけでしょ?」
「りょ、う…」
腰を抱かれ、ズルリとももの上で引き寄せられる。
触れる、欲望。
「睦月にこんなことするのは、俺だけでしょ? ……睦月が受け入れてくれるのも」
「あ、あんっ…」
睦月の口から零れるのは、悲鳴ではなくて、甘い嬌声。
ももの上に乗せた睦月をギリギリまで自分のほうに引き寄せた亮は、熱く滾った自身を睦月の後孔に擦り付けるように腰を動かした。
「んっ…亮っ…!」
挿入されるわけでもない、けれど意図しなければ触れられることのない場所を熱いモノで撫で付けられ、どうしていいか分からずに彷徨わせた睦月の手は、そのまま空を掻いて終わった。
「あん、あ、あ、」
「睦月、ダメ、目開けて?」
「あぁ…や、あっ、あっ」
得体の知れない快感に支配されそうになって、怖くて睦月が目を瞑ろうとすれば、それはすぐに亮に制される。
怖くはないから。
あのときとは違う。
今でも睦月の目の裏に浮かぶ、あの男とは違う。
――――だから目を開けて、俺のことを見て?
「あ…あ、亮っ…!」
「怖がんないで、俺のこと感じて?」
「んんっ…あ、や…熱い…」
素直に亮のことを、亮のことだけを見つめる睦月の唇にキスを落とすと、先ほど1度は断念したそこに、再び自身を押し当てた。
「睦月、目開けて、俺のこと見て?」
優しい表情の亮が睦月のことを見つめている。
ねぇ、何でこんな俺のこと、嫌いにならないの?
「目、閉じたらダメだよ?」
「え…?」
どういう意味? と思う前に、唇を塞がれた。
優しいキスは徐々に深くなっていって、舌を絡ませられて、睦月が思わず目を閉じてしまうと、唇を離され、「閉じちゃダメ」と囁かれる。
「亮…?」
「目閉じないで? 俺のこと、見てて?」
「ぁ…」
何も怖がらないで。
睦月に触れるのは亮だから。
キスするのも、愛撫するのも、その体内を暴こうとするのも。
「愛してるから。睦月のこと、愛してるのは、俺だけでしょ?」
「りょ、う…」
腰を抱かれ、ズルリとももの上で引き寄せられる。
触れる、欲望。
「睦月にこんなことするのは、俺だけでしょ? ……睦月が受け入れてくれるのも」
「あ、あんっ…」
睦月の口から零れるのは、悲鳴ではなくて、甘い嬌声。
ももの上に乗せた睦月をギリギリまで自分のほうに引き寄せた亮は、熱く滾った自身を睦月の後孔に擦り付けるように腰を動かした。
「んっ…亮っ…!」
挿入されるわけでもない、けれど意図しなければ触れられることのない場所を熱いモノで撫で付けられ、どうしていいか分からずに彷徨わせた睦月の手は、そのまま空を掻いて終わった。
「あん、あ、あ、」
「睦月、ダメ、目開けて?」
「あぁ…や、あっ、あっ」
得体の知れない快感に支配されそうになって、怖くて睦月が目を瞑ろうとすれば、それはすぐに亮に制される。
怖くはないから。
あのときとは違う。
今でも睦月の目の裏に浮かぶ、あの男とは違う。
――――だから目を開けて、俺のことを見て?
「あ…あ、亮っ…!」
「怖がんないで、俺のこと感じて?」
「んんっ…あ、や…熱い…」
素直に亮のことを、亮のことだけを見つめる睦月の唇にキスを落とすと、先ほど1度は断念したそこに、再び自身を押し当てた。
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テーマ:自作BL小説 ジャンル:小説・文学
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りり ⇒ (;_;)(T_T)(T-T)(T^T)ダァー
本当に怖いことは奥の方にしまい込まれていて、体が覚えてしまっているんですね。
分かっていても止められない、恐怖とか嫌悪。
かわいそうだあ……。゚(゚ノД`゚)゚。ゥワーンッ
むっちゃん、亮たんでよかったね。
一人で乗り越えるんじゃない、亮たんも一緒に越えてくれる。
きっとだから大丈夫、ですよね?
分かっていても止められない、恐怖とか嫌悪。
かわいそうだあ……。゚(゚ノД`゚)゚。ゥワーンッ
むっちゃん、亮たんでよかったね。
一人で乗り越えるんじゃない、亮たんも一緒に越えてくれる。
きっとだから大丈夫、ですよね?
如月久美子 ⇒ >りりさん
> 本当に怖いことは奥の方にしまい込まれていて、体が覚えてしまっているんですね。
> 分かっていても止められない、恐怖とか嫌悪。
> かわいそうだあ……。゚(゚ノД`゚)゚。ゥワーンッ
冷静なときは、きっとむっちゃん自身も気にしてないんでしょうけど……体が覚えているというか、心の奥底、自分でも意識してないようなとこで覚えてるんでしょうね。
このお話はフィクションですけど、実際に同じようなつらい目に遭った人は、こういう思いをしてるんだなぁ…て思います。
> むっちゃん、亮たんでよかったね。
> 一人で乗り越えるんじゃない、亮たんも一緒に越えてくれる。
> きっとだから大丈夫、ですよね?
むっちゃんの幸せなところは、亮タンが一緒に乗り越えようとしてくれるところですよね。
書いてて思ったんですが、亮タンは相当大人かと(笑)
でも、ずっと一緒にいてくれるだけでも、全然違いますよね。
とっても愛されてますね(*^_^*)
コメントありがとうございました!
> 分かっていても止められない、恐怖とか嫌悪。
> かわいそうだあ……。゚(゚ノД`゚)゚。ゥワーンッ
冷静なときは、きっとむっちゃん自身も気にしてないんでしょうけど……体が覚えているというか、心の奥底、自分でも意識してないようなとこで覚えてるんでしょうね。
このお話はフィクションですけど、実際に同じようなつらい目に遭った人は、こういう思いをしてるんだなぁ…て思います。
> むっちゃん、亮たんでよかったね。
> 一人で乗り越えるんじゃない、亮たんも一緒に越えてくれる。
> きっとだから大丈夫、ですよね?
むっちゃんの幸せなところは、亮タンが一緒に乗り越えようとしてくれるところですよね。
書いてて思ったんですが、亮タンは相当大人かと(笑)
でも、ずっと一緒にいてくれるだけでも、全然違いますよね。
とっても愛されてますね(*^_^*)
コメントありがとうございました!