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06. 余裕はないけど (3) R18
2009.08.17 Mon
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
「ヤダ、ヤ…」
「嫌? ホント?」
嫌だと言う言葉とは裏腹に、ずっと触れていなかった和衣の中心は、再び熱を持って擡げ始めていて。
「分かんな…、ヤッ、こわ…」
「和衣、拒まないで……俺見て?」
「あっ…あ、ん…」
けれど、キュウと固く閉じたままの、和衣の瞳。
まなじりにキスを落とすと、ヒクリと濡れた長いまつ毛が震えた。
「和衣…」
「ひ、ぅ…」
まるで追い上げられるような感覚が怖い。
直に触られているわけでないのに、下腹部にどんどんと熱が集まっていって、自分の体なのに、何だか全然分からない。
「や…も、ヤダ…やめ…」
「…ダメ。もうやめない、て言った」
「んぁ…!」
ハラリと零れた涙を舐め取って、祐介は和衣の中から指を引き抜いた。
ようやく体内からなくなった異物感に、和衣はホッと息をついたけれど、このまま祐介がいなくなってしまうような気もして、寂しくて、ゆっくりと目を開けた。
「ゆ、う…」
「…ん?」
何も心配しなくても、祐介はそこにいてくれた。
優しく和衣の髪を掻き上げ、額にキスを1つ。
「ゆ、すけ…」
「ここにいるよ?」
祐介は和衣を落ち着かせるように、シーツの上に投げ出されていた手を取って、指と指を絡める。
心臓の音が重なって、けれどすごく速く高鳴っているのは自分だけではないと、和衣は気付いた。祐介も、すごくドキドキしてる。
余裕はないと言った祐介の言葉は、口先だけではなかった。
「当たり前でしょ、和衣のこと、こんなに好きなんだから…」
「…ん」
下唇に軽く歯を立てられた後、唇を食むようにして深く口付けられる。
どうしても祐介のキスには、弱い。
指まで絡めて手を繋いで、瞳を閉じない、見つめ合ったままのキス。
(どうしよう…すごい好き…)
もう何度も思って来たことだけれど。
祐介のことが好き。
大好き。
「祐介…」
キスの合間に名前を呼べば、祐介はすごく嬉しそうに微笑んで、好きだと言ってくれる。
2人同じ気持ちでいられることが、ひどく嬉しくて、和衣は自分のほうからもう1度キスをする。
キスで繋がっているだけで、こんなにも満たされるのに、祐介と1つになれたら一体どんな感じなんだろう。
繋いでないほうの手が膝裏に差し込まれて、片足を抱え上げられる。
恥ずかしいような気もしたけれど、もうよく分からない。
「ぁ…」
先ほどまで指で慣らされていたソコに、祐介の熱が押し当てられて、和衣は少し身を竦ませたけれど、もう祐介を拒もうとはしなかった。
いい? とキスの合間、吐息とともに尋ねられ、和衣は小さく頷いた。
もう、止められない。
「ヤダ、ヤ…」
「嫌? ホント?」
嫌だと言う言葉とは裏腹に、ずっと触れていなかった和衣の中心は、再び熱を持って擡げ始めていて。
「分かんな…、ヤッ、こわ…」
「和衣、拒まないで……俺見て?」
「あっ…あ、ん…」
けれど、キュウと固く閉じたままの、和衣の瞳。
まなじりにキスを落とすと、ヒクリと濡れた長いまつ毛が震えた。
「和衣…」
「ひ、ぅ…」
まるで追い上げられるような感覚が怖い。
直に触られているわけでないのに、下腹部にどんどんと熱が集まっていって、自分の体なのに、何だか全然分からない。
「や…も、ヤダ…やめ…」
「…ダメ。もうやめない、て言った」
「んぁ…!」
ハラリと零れた涙を舐め取って、祐介は和衣の中から指を引き抜いた。
ようやく体内からなくなった異物感に、和衣はホッと息をついたけれど、このまま祐介がいなくなってしまうような気もして、寂しくて、ゆっくりと目を開けた。
「ゆ、う…」
「…ん?」
何も心配しなくても、祐介はそこにいてくれた。
優しく和衣の髪を掻き上げ、額にキスを1つ。
「ゆ、すけ…」
「ここにいるよ?」
祐介は和衣を落ち着かせるように、シーツの上に投げ出されていた手を取って、指と指を絡める。
心臓の音が重なって、けれどすごく速く高鳴っているのは自分だけではないと、和衣は気付いた。祐介も、すごくドキドキしてる。
余裕はないと言った祐介の言葉は、口先だけではなかった。
「当たり前でしょ、和衣のこと、こんなに好きなんだから…」
「…ん」
下唇に軽く歯を立てられた後、唇を食むようにして深く口付けられる。
どうしても祐介のキスには、弱い。
指まで絡めて手を繋いで、瞳を閉じない、見つめ合ったままのキス。
(どうしよう…すごい好き…)
もう何度も思って来たことだけれど。
祐介のことが好き。
大好き。
「祐介…」
キスの合間に名前を呼べば、祐介はすごく嬉しそうに微笑んで、好きだと言ってくれる。
2人同じ気持ちでいられることが、ひどく嬉しくて、和衣は自分のほうからもう1度キスをする。
キスで繋がっているだけで、こんなにも満たされるのに、祐介と1つになれたら一体どんな感じなんだろう。
繋いでないほうの手が膝裏に差し込まれて、片足を抱え上げられる。
恥ずかしいような気もしたけれど、もうよく分からない。
「ぁ…」
先ほどまで指で慣らされていたソコに、祐介の熱が押し当てられて、和衣は少し身を竦ませたけれど、もう祐介を拒もうとはしなかった。
いい? とキスの合間、吐息とともに尋ねられ、和衣は小さく頷いた。
もう、止められない。
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