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06. 余裕はないけど (2) R18
2009.08.16 Sun
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
「和衣、唇噛んじゃダメ」
「らっ、て…」
祐介は空いているほうの手で、和衣の噛み締めた唇に触れた。
もう舌も回らなくなっている自分に戸惑いながら、和衣は恨めしげに祐介を見る。
「ダーメ」
「あぁんっ……んん…」
さらに奥まで指を進められ、唇を噛み損ねた和衣は甘い声を上げてしまうが、和衣が手で口を塞ごうとするより先、祐介がキスを仕掛けて来るから、行き先をなくした和衣の手は、そのまま祐介の背中を抱いた。
甘い舌が、和衣の大好きな祐介の舌が滑り込んで来て、唇を噛むどころか、口だってまともに閉じられない。
「うぅん…」
指を増やされ、中を掻き混ぜられる。
どうしたらいいか分からなくて、和衣は祐介の背中に回していた手に力を込める。こんなことしたって、祐介に縋ったって、今和衣をこんなふうに追い詰めているのは祐介なのに。
「ひっ…く、ぅ…」
痛いというわけではないけれど、体内には異様な異物感があって、本当にこの先に快楽が待っているとも思えないし、けれどそれでも、このままやめてしまうなんて出来なくて、和衣は必死にそれに耐えた。
だって祐介は、嫌だと言っても止めないと言ったけれど、和衣が本気で嫌がれば、きっとその先へ進むことはやめてしまうだろう。
そんなのイヤだ。
祐介と1つになりたい。
「ふぅ…んぁっ…!」
不意に祐介に指が触れた場所に、意識もせずに和衣の体が跳ねた。
ビックリした拍子に歯を食い縛りそうになって、でもそうすると祐介の舌を噛むことになるから、それにも驚いて、和衣は首を振ってそのキスから逃れた。
「和衣?」
明らかに様子の違う和衣に、祐介は手を止めてその顔を覗き込んだ。
「ぅん? 痛い?」
「ちが…ちが、あ…ぁ…」
和衣は上擦った声で、そうではないとそれだけは否定するけれど、祐介は心配になって、和衣の体内に埋め込んだ指を引き抜こうとした。
「ヤッ…!」
すると、意図せず和衣の中は、逃がすまいとでもするように、その指を締め付けてしまった。
無意識とはいえ、そんなことをしたのは和衣自身にも分かったらしく、途端に顔が真っ赤になる。
「何、ヤ…俺、何か変…」
「変じゃないよ。和衣、痛くない?」
「ない、けど……だって、ぁん…何か変…だもん、俺…」
「中?」
先ほど掠めた和衣の中、祐介はもう1度、その場所に触れる。
「あっ、あぅっ…!」
引きずり出される快感。
そんな、今まで誰にも(もちろん自分でだって)触れたことのないところなのに。
未知の快楽を紛らわすように、和衣は首を振る。
「あぁ、ぅん…」
イヤイヤするような仕草だけれど、和衣が本当に嫌がっているわけではないことは分かる。というよりもむしろ、淫らに、艶やかに、和衣は体をしならせる。
祐介は宥めるようにキスをしながら、和衣の感じる場所をさらに探っていく。
「和衣、唇噛んじゃダメ」
「らっ、て…」
祐介は空いているほうの手で、和衣の噛み締めた唇に触れた。
もう舌も回らなくなっている自分に戸惑いながら、和衣は恨めしげに祐介を見る。
「ダーメ」
「あぁんっ……んん…」
さらに奥まで指を進められ、唇を噛み損ねた和衣は甘い声を上げてしまうが、和衣が手で口を塞ごうとするより先、祐介がキスを仕掛けて来るから、行き先をなくした和衣の手は、そのまま祐介の背中を抱いた。
甘い舌が、和衣の大好きな祐介の舌が滑り込んで来て、唇を噛むどころか、口だってまともに閉じられない。
「うぅん…」
指を増やされ、中を掻き混ぜられる。
どうしたらいいか分からなくて、和衣は祐介の背中に回していた手に力を込める。こんなことしたって、祐介に縋ったって、今和衣をこんなふうに追い詰めているのは祐介なのに。
「ひっ…く、ぅ…」
痛いというわけではないけれど、体内には異様な異物感があって、本当にこの先に快楽が待っているとも思えないし、けれどそれでも、このままやめてしまうなんて出来なくて、和衣は必死にそれに耐えた。
だって祐介は、嫌だと言っても止めないと言ったけれど、和衣が本気で嫌がれば、きっとその先へ進むことはやめてしまうだろう。
そんなのイヤだ。
祐介と1つになりたい。
「ふぅ…んぁっ…!」
不意に祐介に指が触れた場所に、意識もせずに和衣の体が跳ねた。
ビックリした拍子に歯を食い縛りそうになって、でもそうすると祐介の舌を噛むことになるから、それにも驚いて、和衣は首を振ってそのキスから逃れた。
「和衣?」
明らかに様子の違う和衣に、祐介は手を止めてその顔を覗き込んだ。
「ぅん? 痛い?」
「ちが…ちが、あ…ぁ…」
和衣は上擦った声で、そうではないとそれだけは否定するけれど、祐介は心配になって、和衣の体内に埋め込んだ指を引き抜こうとした。
「ヤッ…!」
すると、意図せず和衣の中は、逃がすまいとでもするように、その指を締め付けてしまった。
無意識とはいえ、そんなことをしたのは和衣自身にも分かったらしく、途端に顔が真っ赤になる。
「何、ヤ…俺、何か変…」
「変じゃないよ。和衣、痛くない?」
「ない、けど……だって、ぁん…何か変…だもん、俺…」
「中?」
先ほど掠めた和衣の中、祐介はもう1度、その場所に触れる。
「あっ、あぅっ…!」
引きずり出される快感。
そんな、今まで誰にも(もちろん自分でだって)触れたことのないところなのに。
未知の快楽を紛らわすように、和衣は首を振る。
「あぁ、ぅん…」
イヤイヤするような仕草だけれど、和衣が本当に嫌がっているわけではないことは分かる。というよりもむしろ、淫らに、艶やかに、和衣は体をしならせる。
祐介は宥めるようにキスをしながら、和衣の感じる場所をさらに探っていく。
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