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05. 嫌だ、怖い (3) R18
2009.08.13 Thu
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
「祐介にも…気持ちよくなってほし…」
「気持ちいいよ? すごく」
嘘…と、和衣は声にならない声で呟く。
絶対自分ばかり気持ちよくなっているし、欲しがっていると思う。
「ゆう…」
特別鍛えているわけでもないなのに、キレイに筋肉の付いている祐介の体。
祐介に触れられて、和衣が持て余すくらい体の熱を上げてしまったように、自分がそうすることで、祐介が気持ちよくなってくれたり、熱に翻弄されてくれたりしたらいいのに。
「かず…」
「…ん? ぁん…」
首元に感じる、祐介の熱い吐息。
祐介の手が、和衣の太ももの内側に触れる。ゾワリとした感覚が背中を這い上がってて、和衣は思わず祐介に抱き付いた。
「な、に…? や…」
戸惑うような和衣の声がしたのは分かったけれど、祐介は手を止めることが出来なくて、恥ずかしさから閉じようとする和衣の足を押さえる。
何? 何? と当惑した様子の和衣を怖がらせないように、片手で和衣の髪を撫でてあやしながら、太ももを撫でていた手を双丘へとずらす。
「ゆう…?」
不安そうに、和衣は祐介を見上げたときだった。
「あっ、いやっ…!」
祐介の指が明確な意図を持って、その双丘の間に触れた瞬間、ビクンと大きく和衣の体が跳ね上がり、図らずも和衣は祐介を拒んでしまった。
「あっ…ゴメ…!」
和衣の言葉に、弾かれたように祐介は身を引いた。
「…………」
「…………」
和衣は、起き上って自分から離れてしまった祐介を見て、ようやく自分が何をしたのかに気が付いた。
自分から祐介に抱かれたい、て伝えたのに。
なのに、拒絶の言葉を以って、祐介を突き放してしまった。
「ちが…祐介、違うの…、俺…」
慌てて取り繕うとしても、うまくいかなくて、思わず涙が溢れてしまう。
「ゴメン、和衣、ゴメ…」
「や、ちが…ふぇ…」
離れてしまった、祐介のぬくもり。
それが怖くて、和衣は祐介のほうへと手を伸ばそうとしたけれど、涙が止まらなくて、それを必死に拭う。
「ヒック…うぅ…」
「祐介にも…気持ちよくなってほし…」
「気持ちいいよ? すごく」
嘘…と、和衣は声にならない声で呟く。
絶対自分ばかり気持ちよくなっているし、欲しがっていると思う。
「ゆう…」
特別鍛えているわけでもないなのに、キレイに筋肉の付いている祐介の体。
祐介に触れられて、和衣が持て余すくらい体の熱を上げてしまったように、自分がそうすることで、祐介が気持ちよくなってくれたり、熱に翻弄されてくれたりしたらいいのに。
「かず…」
「…ん? ぁん…」
首元に感じる、祐介の熱い吐息。
祐介の手が、和衣の太ももの内側に触れる。ゾワリとした感覚が背中を這い上がってて、和衣は思わず祐介に抱き付いた。
「な、に…? や…」
戸惑うような和衣の声がしたのは分かったけれど、祐介は手を止めることが出来なくて、恥ずかしさから閉じようとする和衣の足を押さえる。
何? 何? と当惑した様子の和衣を怖がらせないように、片手で和衣の髪を撫でてあやしながら、太ももを撫でていた手を双丘へとずらす。
「ゆう…?」
不安そうに、和衣は祐介を見上げたときだった。
「あっ、いやっ…!」
祐介の指が明確な意図を持って、その双丘の間に触れた瞬間、ビクンと大きく和衣の体が跳ね上がり、図らずも和衣は祐介を拒んでしまった。
「あっ…ゴメ…!」
和衣の言葉に、弾かれたように祐介は身を引いた。
「…………」
「…………」
和衣は、起き上って自分から離れてしまった祐介を見て、ようやく自分が何をしたのかに気が付いた。
自分から祐介に抱かれたい、て伝えたのに。
なのに、拒絶の言葉を以って、祐介を突き放してしまった。
「ちが…祐介、違うの…、俺…」
慌てて取り繕うとしても、うまくいかなくて、思わず涙が溢れてしまう。
「ゴメン、和衣、ゴメ…」
「や、ちが…ふぇ…」
離れてしまった、祐介のぬくもり。
それが怖くて、和衣は祐介のほうへと手を伸ばそうとしたけれど、涙が止まらなくて、それを必死に拭う。
「ヒック…うぅ…」
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りり ⇒ あああ~~~~!!
カズちゃんが可愛すぎてもうどうしましょう…。
可愛い可愛い可愛すぎっっっ!!
そりゃ初めてだから、反射的に怖がってしまっても無理ないし。
えっちくてもやっぱりゆっちは優しいから、怖がらなくてもだいじょうぶだよ~~。
可愛い可愛い可愛すぎっっっ!!
そりゃ初めてだから、反射的に怖がってしまっても無理ないし。
えっちくてもやっぱりゆっちは優しいから、怖がらなくてもだいじょうぶだよ~~。
如月久美子 ⇒ >りりさん
> カズちゃんが可愛すぎてもうどうしましょう…。
ホント、どうしましょう、ですよね。
何かこんなにかわいくて、ちょっと負けた…みたいな気分になっちゃうのは、私だけでしょうか(笑)
> そりゃ初めてだから、反射的に怖がってしまっても無理ないし。
> えっちくてもやっぱりゆっちは優しいから、怖がらなくてもだいじょうぶだよ~~。
こんなときゆっちさんは、優しくフォローするんだろうなぁ…と、書きながらニヤニヤしていた覚えがあります。
ゆっちさんのエチは丁寧そうですよね(爆)
カズちゃん初めて物語、まだまだ続きますので、よろしくです。
コメントありがとうございました!
ホント、どうしましょう、ですよね。
何かこんなにかわいくて、ちょっと負けた…みたいな気分になっちゃうのは、私だけでしょうか(笑)
> そりゃ初めてだから、反射的に怖がってしまっても無理ないし。
> えっちくてもやっぱりゆっちは優しいから、怖がらなくてもだいじょうぶだよ~~。
こんなときゆっちさんは、優しくフォローするんだろうなぁ…と、書きながらニヤニヤしていた覚えがあります。
ゆっちさんのエチは丁寧そうですよね(爆)
カズちゃん初めて物語、まだまだ続きますので、よろしくです。
コメントありがとうございました!