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彼の胸に顔を寄せると、上品な煙草の匂いがしたのです (4) R18
2009.03.11 Wed
*R18です。18歳未満の方、そういった表現の苦手な方はご遠慮ください。
ジーンズに手を掛けられ、下着ごと脱がされる。軽々と体を伏せさせられて、背後から圧し掛かられる。項から耳の後ろ、背中にキスをされて、前に回された手が小さな胸の突起を弄る。
金を貰う以上、奉仕するのは自分で、早く客の欲望を満たしてやらなければならないのに、あまりに丁寧な愛撫を施されて、明希は甘い吐息を洩らしながら、シーツに顔を押し付けた。
「篠宮さ……やめ、」
「剛と呼べって言っただろ?」
「あぁん、あ、ダメっ…!」
下に降りてきた手が、明希の下腹部に触れる。そこはもう、熱く濡れていて。
明希は腰を捩って逃げようとしたが、もう片方の手で押さえられて、動きを封じられる。焦らすように指の腹でなぞられると、ねだりがましく明希の腰が動いた。
篠宮はニンマリ笑うと、明希自身を強く刺激してやる。
「んんー! あぁ、やっ…!!」
耳を舌でなぶられ、胸と下半身を攻め立てられると、明希は一瞬身を硬くしてから、自身を解放した。
「はぁ、ン…」
篠宮の腕が離れ、クテン、と明希の体がベッドに沈んだ。
背後で衣擦れの音がして、わずかに首を動かすと、篠宮が来ていたシャツを脱いでいた。露になった逞しい体に、明希は息を飲んだ。
「篠宮さん…」
「剛だ」
「……ご、う…、あぁ…」
そのためのホテルではないから、ローションなんて気の利いたものは置いていなくて、かといって代用できるものをバスルームに取りに行くのも興が褪めるから、篠宮は明希が放ったモノを、その最奥に塗り込めた。
「ハッ…! くぅ…」
いきなり無遠慮に潜り込んできた指に明希が身を硬くしたのは一瞬で、すぐに明希の中は熱く篠宮の指に絡み付いてくる。
明希はいやらしく喘ぎながら、腰を揺らす。
いつもなら、相手の情を煽るため、少し大げさになくらいに喘いでみせるけれど、今日はそんな演技をしている余裕がない。
「あぁんっ!」
篠宮の指が明希の敏感な場所を掠めると、明希は大きな声を出して、そのきれいな背中をしならせた。
「はぁ、あ、ごうっ…」
熱っぽい声が篠宮を呼ぶ。
篠宮は唇を舐めると、ズルッと濡れそぼった指を抜き、篠宮は熱く硬くなった自身をその蕾に突き立てた。
「あぁっ…! や、ぁん…」
「明希」
「はぁんっ!」
名前を呼ばれて、明希の中がキツク篠宮を締め付けた。
「名前呼ばれると、感じる?」
恥ずかしくて、明希は涙を零しながら首を振る。
これは商売だ。対価を受け取るための行為。それだけのこと。感じてるなんて、そんなの演技だから。
なのに。
「あ、あぁ…!」
繋がったまま体を返され、体に響く甘い衝撃に、明希は身を仰け反らせた。
篠宮は明希の膝裏を掬うと、深く突き上げる。篠宮が腰を動かすたび、グチュグチュといやらしい音がする。
「あっ、あぁ…! もぉ…」
明希が堪え切れないと首を振るたび、真っ白なシーツの上に黒髪が散らばる。
こんな、与えられるようなセックス、知らない。
だってセックスなんて、苦しくて、汚くて、ツライだけだ。
「明希…」
「あぁんっ! はぁ…ッ、んん…」
耳元で名前を呼ばれ、そのまま耳たぶを食まれる。腰の奥から、ぞわぞわと快感が這い上がってくる。さっき見つけられた敏感な場所ばかり突かれて、もう何だか分からない。
ぐずぐずになって溶けてしまいそうだ。
「ひぁっ…イッ……あぁ、イッちゃう…!」
舌で胸の突起をなぶられ、いいところばかり突き上げられて、明希の限界はもう近かった。でも、客より先にイクわけにはいかない。明希は自分の指を噛んで、必死に堪える。
けれどそれに気付いた篠宮は、明希の指を口から外させると、その濡れた唇を自分のそれで塞いだ。この仕事で、キスは禁物だ。だけど明希は振り解けず、深く舌を絡ませる。
「ふ…ううんっ! ああぁっ!!」
いったん引き抜かれて、そして最奥まで一気に突き上げられると、明希は身を強張らせてイッてしまった。
「はぁ……え? あ、やっ、無理ぃ! はぁっ! あ、!」
イッて力の抜けた体を繋がったまま抱き起こされ、グンと、深いところまで篠宮が入り込んでくる。たわんだ背中を篠宮に支えられ、ガクガクと突き上げられる。
もう無理だと、何度も訴える。
ツラくて苦しいからではない。こんな、甘く蕩けるような快感、今までに感じたことがないから。
「あ、ぁん! ごぅ…」
「明希、かわいい…」
明希の唇を舐めると、それに応えて、明希が舌を絡ませる。
「あぁ……ごぉ…」
うっとりした明希の声。
篠宮はその背中をキツク抱き、熱い明希の中で果てた。
ジーンズに手を掛けられ、下着ごと脱がされる。軽々と体を伏せさせられて、背後から圧し掛かられる。項から耳の後ろ、背中にキスをされて、前に回された手が小さな胸の突起を弄る。
金を貰う以上、奉仕するのは自分で、早く客の欲望を満たしてやらなければならないのに、あまりに丁寧な愛撫を施されて、明希は甘い吐息を洩らしながら、シーツに顔を押し付けた。
「篠宮さ……やめ、」
「剛と呼べって言っただろ?」
「あぁん、あ、ダメっ…!」
下に降りてきた手が、明希の下腹部に触れる。そこはもう、熱く濡れていて。
明希は腰を捩って逃げようとしたが、もう片方の手で押さえられて、動きを封じられる。焦らすように指の腹でなぞられると、ねだりがましく明希の腰が動いた。
篠宮はニンマリ笑うと、明希自身を強く刺激してやる。
「んんー! あぁ、やっ…!!」
耳を舌でなぶられ、胸と下半身を攻め立てられると、明希は一瞬身を硬くしてから、自身を解放した。
「はぁ、ン…」
篠宮の腕が離れ、クテン、と明希の体がベッドに沈んだ。
背後で衣擦れの音がして、わずかに首を動かすと、篠宮が来ていたシャツを脱いでいた。露になった逞しい体に、明希は息を飲んだ。
「篠宮さん…」
「剛だ」
「……ご、う…、あぁ…」
そのためのホテルではないから、ローションなんて気の利いたものは置いていなくて、かといって代用できるものをバスルームに取りに行くのも興が褪めるから、篠宮は明希が放ったモノを、その最奥に塗り込めた。
「ハッ…! くぅ…」
いきなり無遠慮に潜り込んできた指に明希が身を硬くしたのは一瞬で、すぐに明希の中は熱く篠宮の指に絡み付いてくる。
明希はいやらしく喘ぎながら、腰を揺らす。
いつもなら、相手の情を煽るため、少し大げさになくらいに喘いでみせるけれど、今日はそんな演技をしている余裕がない。
「あぁんっ!」
篠宮の指が明希の敏感な場所を掠めると、明希は大きな声を出して、そのきれいな背中をしならせた。
「はぁ、あ、ごうっ…」
熱っぽい声が篠宮を呼ぶ。
篠宮は唇を舐めると、ズルッと濡れそぼった指を抜き、篠宮は熱く硬くなった自身をその蕾に突き立てた。
「あぁっ…! や、ぁん…」
「明希」
「はぁんっ!」
名前を呼ばれて、明希の中がキツク篠宮を締め付けた。
「名前呼ばれると、感じる?」
恥ずかしくて、明希は涙を零しながら首を振る。
これは商売だ。対価を受け取るための行為。それだけのこと。感じてるなんて、そんなの演技だから。
なのに。
「あ、あぁ…!」
繋がったまま体を返され、体に響く甘い衝撃に、明希は身を仰け反らせた。
篠宮は明希の膝裏を掬うと、深く突き上げる。篠宮が腰を動かすたび、グチュグチュといやらしい音がする。
「あっ、あぁ…! もぉ…」
明希が堪え切れないと首を振るたび、真っ白なシーツの上に黒髪が散らばる。
こんな、与えられるようなセックス、知らない。
だってセックスなんて、苦しくて、汚くて、ツライだけだ。
「明希…」
「あぁんっ! はぁ…ッ、んん…」
耳元で名前を呼ばれ、そのまま耳たぶを食まれる。腰の奥から、ぞわぞわと快感が這い上がってくる。さっき見つけられた敏感な場所ばかり突かれて、もう何だか分からない。
ぐずぐずになって溶けてしまいそうだ。
「ひぁっ…イッ……あぁ、イッちゃう…!」
舌で胸の突起をなぶられ、いいところばかり突き上げられて、明希の限界はもう近かった。でも、客より先にイクわけにはいかない。明希は自分の指を噛んで、必死に堪える。
けれどそれに気付いた篠宮は、明希の指を口から外させると、その濡れた唇を自分のそれで塞いだ。この仕事で、キスは禁物だ。だけど明希は振り解けず、深く舌を絡ませる。
「ふ…ううんっ! ああぁっ!!」
いったん引き抜かれて、そして最奥まで一気に突き上げられると、明希は身を強張らせてイッてしまった。
「はぁ……え? あ、やっ、無理ぃ! はぁっ! あ、!」
イッて力の抜けた体を繋がったまま抱き起こされ、グンと、深いところまで篠宮が入り込んでくる。たわんだ背中を篠宮に支えられ、ガクガクと突き上げられる。
もう無理だと、何度も訴える。
ツラくて苦しいからではない。こんな、甘く蕩けるような快感、今までに感じたことがないから。
「あ、ぁん! ごぅ…」
「明希、かわいい…」
明希の唇を舐めると、それに応えて、明希が舌を絡ませる。
「あぁ……ごぉ…」
うっとりした明希の声。
篠宮はその背中をキツク抱き、熱い明希の中で果てた。
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COMMENT-FORM
柚子季杏 ⇒ Go!さん!!
情熱的~~(●´д`●´д`●´д`●)ポポポッ
朝からクネクネしちゃいますww
明希くんにとってこういう与えられるエチは初めてだったのね~。
生きる為のエチが、意味を変えてしまう。
自分自身をも変えてしまいそうで、ある意味怖いだろな。
ん~~一夜限りになってしまうのか、はたまた…。
続きも気になります!!
朝からクネクネしちゃいますww
明希くんにとってこういう与えられるエチは初めてだったのね~。
生きる為のエチが、意味を変えてしまう。
自分自身をも変えてしまいそうで、ある意味怖いだろな。
ん~~一夜限りになってしまうのか、はたまた…。
続きも気になります!!
りり ⇒ ふおぉ…!!
何か今朝は朝からR指定しかももの凄く情熱的なモノばかり読んでるような…。
ああどうしよう。
こんな顔でお外に行っていいものかしら。
剛さん、一夜限りでこんなことを教えてしまったら、明希ちゃんこれから辛くなっちゃうかも…。
どうなるのでしょう?!
ああどうしよう。
こんな顔でお外に行っていいものかしら。
剛さん、一夜限りでこんなことを教えてしまったら、明希ちゃんこれから辛くなっちゃうかも…。
どうなるのでしょう?!
伽羅 ⇒ きゃぁ!!
つい顔を手で覆って指の隙間からジックリ拝読させて頂きました!(爆)
あぁん♪
これで何かが変わるはず?
このお2人、一時の関係なのかしらん?
勿体無い!!
あぁん♪
これで何かが変わるはず?
このお2人、一時の関係なのかしらん?
勿体無い!!
- |2009.03.11
- |Wed
- |09:08
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >柚子季さん
剛さん、情熱的にGo! です(昭和のセンスですいません)
> 生きる為のエチが、意味を変えてしまう。
> 自分自身をも変えてしまいそうで、ある意味怖いだろな。
明希ちゃん、今までそんなにエチしても、汚くて嫌なものだと思っていたのに、こんなふうにされてしまうと…ですよね。
もしかしたら、一生忘れられない相手になるかもですね。
コメントありがとうございました!
> 生きる為のエチが、意味を変えてしまう。
> 自分自身をも変えてしまいそうで、ある意味怖いだろな。
明希ちゃん、今までそんなにエチしても、汚くて嫌なものだと思っていたのに、こんなふうにされてしまうと…ですよね。
もしかしたら、一生忘れられない相手になるかもですね。
コメントありがとうございました!
如月久美子 ⇒ >りりさん
朝からお祭り状態だったんですね(笑)
確かにこのときめきを、外に出たときどうしたらよいのやら、て感じですよね。
> 剛さん、一夜限りでこんなことを教えてしまったら、明希ちゃんこれから辛くなっちゃうかも…。
確かに!
優しいけれど残酷かも…。
コメントありがとうございました!
確かにこのときめきを、外に出たときどうしたらよいのやら、て感じですよね。
> 剛さん、一夜限りでこんなことを教えてしまったら、明希ちゃんこれから辛くなっちゃうかも…。
確かに!
優しいけれど残酷かも…。
コメントありがとうございました!
如月久美子 ⇒ >伽羅さん
> つい顔を手で覆って指の隙間からジックリ拝読させて頂きました!(爆)
いやん♪
何かそのかわいい姿、思わず想像してしまいました(爆)
> これで何かが変わるはず?
明希ちゃんの中では、確実に何かが変わってしまうでしょうね。
無意識に変えてしまった剛さん、罪な男です。
コメントありがとうございました!
いやん♪
何かそのかわいい姿、思わず想像してしまいました(爆)
> これで何かが変わるはず?
明希ちゃんの中では、確実に何かが変わってしまうでしょうね。
無意識に変えてしまった剛さん、罪な男です。
コメントありがとうございました!