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3. 欲しいと言えない (後編) R18
2008.08.20 Wed
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
「はぁっ…」
震える水瀬の足を抱えて、ももにキス。
もう水瀬のモノは、腹に付くほどそそり立っているのに、そこには触れもせず、石田は水瀬の後ろにローションを垂らした。
「ひぁっ!」
いきなりの冷たい感触に、驚いて水瀬の体が跳ね上がった。
「ゴメン、ゴメン」
全然悪いなんて思っているふうもない、石田の謝罪の言葉。
いつもだったら一発ぐらい殴っているところだけれど、今の水瀬にそんな余裕はない。
「あ、あ…」
尻に垂れたローションを集めて、焦らすように穴の周囲をなぞった後、指の先をゆっくりと埋めていけば、慣れた体はすぐにそれを飲み込もうとする。
「ぅ…ん…」
奥まで潤すように、再びローションが注ぎ込まれる。
指が2本に増やされたのが分かった。バラバラに動く指が、水瀬の中のイイところ掠める。
今度こそ、本当に我慢できない。
でも、ダメってゆわれたし。
でもでも。
「あー…ぅん…んっ」
涙でぼやけた視界に、石田がいる。
こんなときじゃなきゃ見れない、男の、顔。
「や、やっ…イッちゃうっ…!」
「…いいよ」
「んぁっ…」
許しの言葉とほぼ同時、石田のキレイな指が水瀬の前立腺をグリグリと押して、先走りに濡れたその先端に爪を立てた。
「…あ、あぁっ…!!」
ビクン、ビクンッ…と、まるで陸に打ち上げられた魚のよう、水瀬はビクビクと体を震わせながら、自分の腹に精液をぶちまけた。
「やっぱ、後ろ弄られたほうが、感じるんだ?」
「…るせ、バカ! あぁんっ…」
ズルリと中から指を引き抜かれる感触にも、甘い声を上げてしまう。
薄い胸を激しく上下させながら、水瀬はクタリと体を弛緩させた。
「顔にも飛んでる…」
石田の顔が近付いてきて、ペロリと頬を舐める。
自分でイッて、自分の顔に掛けてしまった……それを自覚した瞬間、カーッと頬が熱くなるのを感じた。
「…ぅん」
唇を塞がれると、少し青臭いにおいと味。
それが自分の精液のせいだって分かるだけに、余計に恥ずかしさが増す。
「ぁ…」
両膝の裏を掬われて、尻の間に石田の熱が宛がわれた。ヌチャ…と濡れた感触がして、水瀬はこの次に来るであろう痛みと快感を思い、無意識に体の力を抜いた。
けれど、石田は水瀬の思うようにはしてくれなかった。
ももの間、水瀬の濡れそぼった後ろの穴や性器に、石田は勃ち上がった自身を擦り付けていくだけで、中には入れてくれない。先端を穴の周囲に押し当てれば、その先を期待して、水瀬の腰が揺らめく。
「ん、いし…」
早く早くと、誘うように水瀬の腰は動くのに、石田はグリグリと擦り付けるだけで。
「なん…で、ねぇ…」
「何が?」
「あぅ…バカ…!」
分かっているくせに。
自分だって、もうそんなに我慢できないくせに。
「あ、あっ…石田…!」
「言ってよ、水瀬」
「あぁっ…」
このヘタレな幼馴染みが、思いどおりにならないのが、悔しい。
コイツに追い詰められるなんて。
「ね、水瀬。言って、どうして欲しいか」
「はぁ…あっ…、ん」
「言ってよ……欲しいって」
「あ…」
―――――俺が欲しいって。
「はぁっ…」
震える水瀬の足を抱えて、ももにキス。
もう水瀬のモノは、腹に付くほどそそり立っているのに、そこには触れもせず、石田は水瀬の後ろにローションを垂らした。
「ひぁっ!」
いきなりの冷たい感触に、驚いて水瀬の体が跳ね上がった。
「ゴメン、ゴメン」
全然悪いなんて思っているふうもない、石田の謝罪の言葉。
いつもだったら一発ぐらい殴っているところだけれど、今の水瀬にそんな余裕はない。
「あ、あ…」
尻に垂れたローションを集めて、焦らすように穴の周囲をなぞった後、指の先をゆっくりと埋めていけば、慣れた体はすぐにそれを飲み込もうとする。
「ぅ…ん…」
奥まで潤すように、再びローションが注ぎ込まれる。
指が2本に増やされたのが分かった。バラバラに動く指が、水瀬の中のイイところ掠める。
今度こそ、本当に我慢できない。
でも、ダメってゆわれたし。
でもでも。
「あー…ぅん…んっ」
涙でぼやけた視界に、石田がいる。
こんなときじゃなきゃ見れない、男の、顔。
「や、やっ…イッちゃうっ…!」
「…いいよ」
「んぁっ…」
許しの言葉とほぼ同時、石田のキレイな指が水瀬の前立腺をグリグリと押して、先走りに濡れたその先端に爪を立てた。
「…あ、あぁっ…!!」
ビクン、ビクンッ…と、まるで陸に打ち上げられた魚のよう、水瀬はビクビクと体を震わせながら、自分の腹に精液をぶちまけた。
「やっぱ、後ろ弄られたほうが、感じるんだ?」
「…るせ、バカ! あぁんっ…」
ズルリと中から指を引き抜かれる感触にも、甘い声を上げてしまう。
薄い胸を激しく上下させながら、水瀬はクタリと体を弛緩させた。
「顔にも飛んでる…」
石田の顔が近付いてきて、ペロリと頬を舐める。
自分でイッて、自分の顔に掛けてしまった……それを自覚した瞬間、カーッと頬が熱くなるのを感じた。
「…ぅん」
唇を塞がれると、少し青臭いにおいと味。
それが自分の精液のせいだって分かるだけに、余計に恥ずかしさが増す。
「ぁ…」
両膝の裏を掬われて、尻の間に石田の熱が宛がわれた。ヌチャ…と濡れた感触がして、水瀬はこの次に来るであろう痛みと快感を思い、無意識に体の力を抜いた。
けれど、石田は水瀬の思うようにはしてくれなかった。
ももの間、水瀬の濡れそぼった後ろの穴や性器に、石田は勃ち上がった自身を擦り付けていくだけで、中には入れてくれない。先端を穴の周囲に押し当てれば、その先を期待して、水瀬の腰が揺らめく。
「ん、いし…」
早く早くと、誘うように水瀬の腰は動くのに、石田はグリグリと擦り付けるだけで。
「なん…で、ねぇ…」
「何が?」
「あぅ…バカ…!」
分かっているくせに。
自分だって、もうそんなに我慢できないくせに。
「あ、あっ…石田…!」
「言ってよ、水瀬」
「あぁっ…」
このヘタレな幼馴染みが、思いどおりにならないのが、悔しい。
コイツに追い詰められるなんて。
「ね、水瀬。言って、どうして欲しいか」
「はぁ…あっ…、ん」
「言ってよ……欲しいって」
「あ…」
―――――俺が欲しいって。
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柚子季 杏 ⇒
如月久美子 ⇒ >柚子季 杏さん
私の大好物な、"かわゆい男"、水瀬クン。
そしてインラン♪
石田くんも大変な幼馴染みを持ったもんです(苦笑)
一応、ベッドの中では主導権を取れて……いるのかな???
コメント有り難うございました!!
そしてインラン♪
石田くんも大変な幼馴染みを持ったもんです(苦笑)
一応、ベッドの中では主導権を取れて……いるのかな???
コメント有り難うございました!!