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ビターチョコレートに込めた甘い愛 (19)
2014.02.16 Sun
「いいじゃん、たまには俺の作ったご飯も食べてよ。てか、直央くん、手洗いうがいしないと」
「あ、そっか!」
徳永さんに言われて、俺は急いで洗面所に向かった。
早くて洗ってうがいしないと、風邪引いちゃう。…てか、帰りが遅くなって、徳永さんに謝ることばっか考えてたけど、俺が風邪菌保有してたら、今の間に徳永さんにうつしちゃってるかもじゃん!
あー…でも、ラッピングのヤツ買ってくる日も気を付けないとだなー。
ちょっとくらい遅く帰って来たって、別に徳永さんは怒んないだろうけど、普段あんまそんなことがないのに、急にそんな遅くなることが続いたら、変に思われちゃうよ。
バレンタインを成功させるためにも、徳永さんに気が付かれないように、いつもどおりにちゃんとしてなきゃ!
「直央くん、ケータイ鳴ってたよー」
キッチンに戻ったら、テーブルの上には、もうご飯が…。あわわ、そのくらい手伝おうと思ってたのに!
…てか。
「ご飯、おいしそう…」
俺がここに来る前のことは分かんないけど、今だったら、絶対に徳永さんより俺のほうが料理してるのに、確実に徳永さんの作ったヤツのほうがおいしそう…。
やっぱ、徳永さんのほうが、お高くておいしい料理をいろいろ食べてるから、知ってる料理の種類とかが多いからかなぁ。
俺だって、今までもちょっとは料理してたけど、ロクなもん食べてなかったから、差は出るよねぇ…。
「直央くん、ケータイいいの?」
「あ、そうだった!」
ご飯おいしそう、お腹空いた…て思ってたら、ケータイ鳴ってた、て徳永さんに教えてもらってたのに、見るの忘れてた。
俺のケータイが鳴るのは、純子さんか蓮沼さんがメールをくれることくらいなわけで……見たら、やっぱり蓮沼さんからのメールだった。
でも、もうご飯出来てるのに、メール見ちゃっていいかな?
「ん? メールの開き方、分かんなくなった?」
「わ…分かるし!」
メール見てもいいかな、て思って徳永さんのほうを見たのに、徳永さんは、俺がまたメールの見方が分かんなくなったと思ったみたい。
もー! 俺、メール見るくらい、すぐ出来るんだからね!
「今メール見てもいい?」
「どうぞ」
徳永さんがいいて言ってくれたから、俺は急いでメールを開く(だって早くご飯食べたい)。
蓮沼さん、何の用だろ…………て、『直央くん、チョコうまく作れた (´c_`;)? 明日、持って来るの、忘れないでねー(^○^)/』…………何これ。
「直央くん、どうしたの?」
「……え? 何が?」
「いや、何かすっごい微妙な顔してたから。よくない知らせ?」
「うぅん、全然。蓮沼さんからだった」
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「あ、そっか!」
徳永さんに言われて、俺は急いで洗面所に向かった。
早くて洗ってうがいしないと、風邪引いちゃう。…てか、帰りが遅くなって、徳永さんに謝ることばっか考えてたけど、俺が風邪菌保有してたら、今の間に徳永さんにうつしちゃってるかもじゃん!
あー…でも、ラッピングのヤツ買ってくる日も気を付けないとだなー。
ちょっとくらい遅く帰って来たって、別に徳永さんは怒んないだろうけど、普段あんまそんなことがないのに、急にそんな遅くなることが続いたら、変に思われちゃうよ。
バレンタインを成功させるためにも、徳永さんに気が付かれないように、いつもどおりにちゃんとしてなきゃ!
「直央くん、ケータイ鳴ってたよー」
キッチンに戻ったら、テーブルの上には、もうご飯が…。あわわ、そのくらい手伝おうと思ってたのに!
…てか。
「ご飯、おいしそう…」
俺がここに来る前のことは分かんないけど、今だったら、絶対に徳永さんより俺のほうが料理してるのに、確実に徳永さんの作ったヤツのほうがおいしそう…。
やっぱ、徳永さんのほうが、お高くておいしい料理をいろいろ食べてるから、知ってる料理の種類とかが多いからかなぁ。
俺だって、今までもちょっとは料理してたけど、ロクなもん食べてなかったから、差は出るよねぇ…。
「直央くん、ケータイいいの?」
「あ、そうだった!」
ご飯おいしそう、お腹空いた…て思ってたら、ケータイ鳴ってた、て徳永さんに教えてもらってたのに、見るの忘れてた。
俺のケータイが鳴るのは、純子さんか蓮沼さんがメールをくれることくらいなわけで……見たら、やっぱり蓮沼さんからのメールだった。
でも、もうご飯出来てるのに、メール見ちゃっていいかな?
「ん? メールの開き方、分かんなくなった?」
「わ…分かるし!」
メール見てもいいかな、て思って徳永さんのほうを見たのに、徳永さんは、俺がまたメールの見方が分かんなくなったと思ったみたい。
もー! 俺、メール見るくらい、すぐ出来るんだからね!
「今メール見てもいい?」
「どうぞ」
徳永さんがいいて言ってくれたから、俺は急いでメールを開く(だって早くご飯食べたい)。
蓮沼さん、何の用だろ…………て、『直央くん、チョコうまく作れた (´c_`;)? 明日、持って来るの、忘れないでねー(^○^)/』…………何これ。
「直央くん、どうしたの?」
「……え? 何が?」
「いや、何かすっごい微妙な顔してたから。よくない知らせ?」
「うぅん、全然。蓮沼さんからだった」
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