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暴君王子のおっしゃることには! (217)
2012.12.04 Tue
「ちょっ…、え、一伽…!?」
「んふふー、人間の力で俺に敵うと思ってる? やっぱ気が変わったから、侑仁のことやっちゃおっかなぁー」
「待っ…いや、ちょっ待っ…心の準備がっ…」
先ほど1度は覚悟を決めたつもりだけれど、一伽にやられないのだと分かった時点で、そんな決意、さっぱりとどこかに行ってしまっている。
いや、大体それなら、侑仁だってシャワー…………いやいやいや、そうじゃなくて!
「ぐふふ、嘘だよー。ちゃんと侑仁に突っ込ませてやんよ。だから早く勃たせやがれ☆」
「てめっ…」
言っていることは最低だが、それをめちゃめちゃかわいい顔で言われてしまったら、もう逆らえない。
侑仁は、上に乗っかっている一伽の腕を掴んで引っ張ると、体勢を逆転させて、一伽をベッドに押し倒した。
散々ドタバタしたせいで、ムードなんてすっかりなくなっていたけれど、まぁそういうものを大事にする2人ではなかったので、気にせずベッドの上で抱き合って、キスをする。
口の中にねじ込んだ舌で一伽の舌を絡め取って、吸い上げて甘噛みすれば、一伽は侑仁の首の後ろに腕を回して、しがみ付いてきた。
どうやら一伽は侑仁のキスが好きらしく、そっと目を開ければ、うっとりした表情なのが窺えた。一伽の性格からして、セックスでは絶対に主導権を取りたいタイプだろうに、こんなになっちゃって。
(あーヤベェ…、止まんなくなりそう…)
そんな一伽を見ていたら、侑仁も熱くなってしまう。
昨日の今日で早速雪乃にやり方を聞いてきた一伽に、最初は呆れもしたけれど、結局自分だって一伽としたかったんだな、と思ったら、苦笑するしかない。
「んぁっ」
一伽が侑仁のキスに夢中になっている隙に、侑仁の片手はその脇腹を辿り、もう片方の手で一伽の中心を握ると、直接的な刺激に、一伽は体を震わせた。
身を捩ろうとするのを押さえて、胸の突起をいたずらに引っ掻いてみれば、一伽はギュウと眉を寄せる。
「乳首、感じんの?」
「違ぇよバカ、侑仁がチンコ触るからだろっ…」
呼吸を乱して涙目で睨まれても何の説得力もないのだが、一伽がそう言うのだから、とりあえずは信じてやろう。
けれど、侑仁はもちろん本気でそれを信じたわけではないし、いや、もし本当だったとしても、それなら開発してやろうかとか思って、乳首を舐め上げた。
「はぁっ…ん」
感じているのではないと言いながらも、侑仁がそれを口に含んで舌先で転がせば、一伽は我慢することなく甘い声を上げる。
これのどこが感じていないだ。どうせ認めないだろうけれど、侑仁の手はもう、一伽の下腹部へは伸びてはおらず、舌で愛撫するのとは反対側の乳首も、指先で押し潰したり指の腹で擦ったりしているのに。
「ぁ、も…いい、てばぁ…!」
息も絶え絶えになりながら、一伽が侑仁の体を押し返してくる。
しかし、人間より吸血鬼のほうが力があると言っていたのに、今はもうそんな力も残っていないのか、分かっていて力を入れていないのか、一伽のその手は、ただ単に侑仁の腕を掴むだけになっている。
「何で? 気持ちいいんだろ?」
「ちが…知らな…」
「今までされたことねぇの?」
「ねぇよ、バカっ…」
こんな状況で過去のセックスについて聞くなんて、デリカシーないのもいいところだけど、まぁいっか。
一伽も、それについてどうこう思っているわけもなくて、それより、侑仁が余裕ぽくいることのほうが悔しいらしく、形勢を逆転させようとするのに懸命だ(本当は侑仁だって、全然余裕なんかないのに)。
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「んふふー、人間の力で俺に敵うと思ってる? やっぱ気が変わったから、侑仁のことやっちゃおっかなぁー」
「待っ…いや、ちょっ待っ…心の準備がっ…」
先ほど1度は覚悟を決めたつもりだけれど、一伽にやられないのだと分かった時点で、そんな決意、さっぱりとどこかに行ってしまっている。
いや、大体それなら、侑仁だってシャワー…………いやいやいや、そうじゃなくて!
「ぐふふ、嘘だよー。ちゃんと侑仁に突っ込ませてやんよ。だから早く勃たせやがれ☆」
「てめっ…」
言っていることは最低だが、それをめちゃめちゃかわいい顔で言われてしまったら、もう逆らえない。
侑仁は、上に乗っかっている一伽の腕を掴んで引っ張ると、体勢を逆転させて、一伽をベッドに押し倒した。
散々ドタバタしたせいで、ムードなんてすっかりなくなっていたけれど、まぁそういうものを大事にする2人ではなかったので、気にせずベッドの上で抱き合って、キスをする。
口の中にねじ込んだ舌で一伽の舌を絡め取って、吸い上げて甘噛みすれば、一伽は侑仁の首の後ろに腕を回して、しがみ付いてきた。
どうやら一伽は侑仁のキスが好きらしく、そっと目を開ければ、うっとりした表情なのが窺えた。一伽の性格からして、セックスでは絶対に主導権を取りたいタイプだろうに、こんなになっちゃって。
(あーヤベェ…、止まんなくなりそう…)
そんな一伽を見ていたら、侑仁も熱くなってしまう。
昨日の今日で早速雪乃にやり方を聞いてきた一伽に、最初は呆れもしたけれど、結局自分だって一伽としたかったんだな、と思ったら、苦笑するしかない。
「んぁっ」
一伽が侑仁のキスに夢中になっている隙に、侑仁の片手はその脇腹を辿り、もう片方の手で一伽の中心を握ると、直接的な刺激に、一伽は体を震わせた。
身を捩ろうとするのを押さえて、胸の突起をいたずらに引っ掻いてみれば、一伽はギュウと眉を寄せる。
「乳首、感じんの?」
「違ぇよバカ、侑仁がチンコ触るからだろっ…」
呼吸を乱して涙目で睨まれても何の説得力もないのだが、一伽がそう言うのだから、とりあえずは信じてやろう。
けれど、侑仁はもちろん本気でそれを信じたわけではないし、いや、もし本当だったとしても、それなら開発してやろうかとか思って、乳首を舐め上げた。
「はぁっ…ん」
感じているのではないと言いながらも、侑仁がそれを口に含んで舌先で転がせば、一伽は我慢することなく甘い声を上げる。
これのどこが感じていないだ。どうせ認めないだろうけれど、侑仁の手はもう、一伽の下腹部へは伸びてはおらず、舌で愛撫するのとは反対側の乳首も、指先で押し潰したり指の腹で擦ったりしているのに。
「ぁ、も…いい、てばぁ…!」
息も絶え絶えになりながら、一伽が侑仁の体を押し返してくる。
しかし、人間より吸血鬼のほうが力があると言っていたのに、今はもうそんな力も残っていないのか、分かっていて力を入れていないのか、一伽のその手は、ただ単に侑仁の腕を掴むだけになっている。
「何で? 気持ちいいんだろ?」
「ちが…知らな…」
「今までされたことねぇの?」
「ねぇよ、バカっ…」
こんな状況で過去のセックスについて聞くなんて、デリカシーないのもいいところだけど、まぁいっか。
一伽も、それについてどうこう思っているわけもなくて、それより、侑仁が余裕ぽくいることのほうが悔しいらしく、形勢を逆転させようとするのに懸命だ(本当は侑仁だって、全然余裕なんかないのに)。
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凪 ⇒
もうすっかり12月ですねぇ♪
ページもいっちゃんサンタがいたり、かわいいっっ((((>▽<)))
そして何よりかわいい、二人のワンコみたいなじゃれあいエッチ☆
Boys いろいろ大変…(////)
でもこんな過程も二人の大切な思い出☆彡
暴君の甘えっぷりに期待、デス☆
ページもいっちゃんサンタがいたり、かわいいっっ((((>▽<)))
そして何よりかわいい、二人のワンコみたいなじゃれあいエッチ☆
Boys いろいろ大変…(////)
でもこんな過程も二人の大切な思い出☆彡
暴君の甘えっぷりに期待、デス☆
- |2012.12.04
- |Tue
- |17:58
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >凪さん
吸血鬼のくせに吸血鬼のコスプレをする一伽さんは、やっぱりお約束でサンタコスもやっちゃうだろうなぁ、と(笑)
それを見越して、志信さんも衣装を持参すると思います(笑)
そして、ようやくいっちゃんのお勉強の成果が試されるときが…!
2人とも女の子との経験が多いので、エチをするということ自体への恥ずかしさとか緊張はないと思うので、私も何かノリノリな感じで書けちゃいます。
暴君さまは、どんな乱れっぷりを見せてくれますでしょうか。
コメントありがとうございました!
それを見越して、志信さんも衣装を持参すると思います(笑)
そして、ようやくいっちゃんのお勉強の成果が試されるときが…!
2人とも女の子との経験が多いので、エチをするということ自体への恥ずかしさとか緊張はないと思うので、私も何かノリノリな感じで書けちゃいます。
暴君さまは、どんな乱れっぷりを見せてくれますでしょうか。
コメントありがとうございました!
- |2012.12.04
- |Tue
- |23:00
- |URL
- |EDIT|