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暴君王子のおっしゃることには! (209)
2012.11.26 Mon
「お尻て……お尻に突っ込むてことだよね…?」
耳打ちではないけれど、一伽が中腰になって身を乗り出してくるので、雪乃も同じような姿勢になって、2人で顔を寄せ合うが、体勢が苦しすぎるので、雪乃は椅子を引っ張っていって、一伽の隣に座った。
これなら、小さな声でも会話がしやすい。
「ねぇ…、お尻になんか入んの? マジで?」
「入るよ」
「無理やり?」
「何で!」
隣に来た雪乃に、一伽が神妙な面持ちで尋ねる。
けれど、無理やりとか、その発想…!
「だってお尻でしょ? 無理くない?」
「だから……その…、慣らすんだよ」
「慣らす…。そっか…………………………て、やっぱ無理だって、絶対!」
雪乃が照れながらもそう教えてくれたので、一伽は、侑仁のモノが本当に自分の中に入るのだろうかと考えてみたが、やっぱり無理だとブンブン首を振った。
だって、あのデカさだ。どう考えても無理がある。そんな恐ろしい真似、絶対にしたくない。
なら、一伽が侑仁に入れるか…?
どちらかと言えば、そのほうが(悔しいけれど)無理がない気がする。
(でもなぁ…)
それは飽くまで、一伽の侑仁のモノの大きさを比べて、この二者択一でどちらかを必ず選べと言うならの話であって、そうでないなら、一伽が侑仁に突っ込むんだとしても、本当に出来るの…? と疑いたくなる。
だって、お尻だし。
「やっぱ無理だって…!」
今まで、何となくの知識しかない中で、男同士のセックスなんて簡単に考えていたけれど、実はものすごく大変なことなのだと分かり、一伽は頭を抱えた。
女の子だったらよかったのに、とは思わないが、セックスのときだけでも女の子の体になってくれたら、便利なのに。
いやでも、女の子とするにしても、アナルセックスということはあるから、男同士だって、やってやれないことはないのかと、一伽は女の子の体を想像しながら、ふと思い付いた。
けれど一伽は今まで、そういうのはちょっとマニアックだなぁ…と思って敬遠していたところもあり、実は経験がない。今さらだが、こんなことなら、1度くらい試しておいてみればよかった。
「ねぇねぇユキちゃん、慣らすってどうすればいいの?」
「えっ…」
まったく望みがないわけでもなさそうだから、一応、聞くだけ聞いておいてみようと思って尋ねれば 、雪乃はギョッとした顔になった。
どうやら雪乃は、もう一伽が諦めたと思っていたらしい。
「そんなに難しくないことなら、やるだけやってみようかな、と思って。本気で無理なら諦めるけど」
「そうなの…?」
「うん」
何しろ、侑仁のはあのデカさだし。無理っぽそうだけど、試すだけなら試してみようかな、と一伽は思う。
まぁ、どっちが突っ込むほうになったとしても、やり方が分からないことには始まらない。
「えっと…」
一伽が本気なのだと分かり、雪乃はキョロキョロ周りを窺いながら、一伽の耳元に手を当てた。隣に座って、先ほどよりも近い距離にいるけれど、それでも耳打ちでないと喋りにくい内容だから。
「出来ればね…」
「ふんふん……………………えっマジで? んなことすんの?」
雪乃の話を聞きながら頷いていた一伽は、その内容に驚愕して眉を寄せた。
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耳打ちではないけれど、一伽が中腰になって身を乗り出してくるので、雪乃も同じような姿勢になって、2人で顔を寄せ合うが、体勢が苦しすぎるので、雪乃は椅子を引っ張っていって、一伽の隣に座った。
これなら、小さな声でも会話がしやすい。
「ねぇ…、お尻になんか入んの? マジで?」
「入るよ」
「無理やり?」
「何で!」
隣に来た雪乃に、一伽が神妙な面持ちで尋ねる。
けれど、無理やりとか、その発想…!
「だってお尻でしょ? 無理くない?」
「だから……その…、慣らすんだよ」
「慣らす…。そっか…………………………て、やっぱ無理だって、絶対!」
雪乃が照れながらもそう教えてくれたので、一伽は、侑仁のモノが本当に自分の中に入るのだろうかと考えてみたが、やっぱり無理だとブンブン首を振った。
だって、あのデカさだ。どう考えても無理がある。そんな恐ろしい真似、絶対にしたくない。
なら、一伽が侑仁に入れるか…?
どちらかと言えば、そのほうが(悔しいけれど)無理がない気がする。
(でもなぁ…)
それは飽くまで、一伽の侑仁のモノの大きさを比べて、この二者択一でどちらかを必ず選べと言うならの話であって、そうでないなら、一伽が侑仁に突っ込むんだとしても、本当に出来るの…? と疑いたくなる。
だって、お尻だし。
「やっぱ無理だって…!」
今まで、何となくの知識しかない中で、男同士のセックスなんて簡単に考えていたけれど、実はものすごく大変なことなのだと分かり、一伽は頭を抱えた。
女の子だったらよかったのに、とは思わないが、セックスのときだけでも女の子の体になってくれたら、便利なのに。
いやでも、女の子とするにしても、アナルセックスということはあるから、男同士だって、やってやれないことはないのかと、一伽は女の子の体を想像しながら、ふと思い付いた。
けれど一伽は今まで、そういうのはちょっとマニアックだなぁ…と思って敬遠していたところもあり、実は経験がない。今さらだが、こんなことなら、1度くらい試しておいてみればよかった。
「ねぇねぇユキちゃん、慣らすってどうすればいいの?」
「えっ…」
まったく望みがないわけでもなさそうだから、一応、聞くだけ聞いておいてみようと思って尋ねれば 、雪乃はギョッとした顔になった。
どうやら雪乃は、もう一伽が諦めたと思っていたらしい。
「そんなに難しくないことなら、やるだけやってみようかな、と思って。本気で無理なら諦めるけど」
「そうなの…?」
「うん」
何しろ、侑仁のはあのデカさだし。無理っぽそうだけど、試すだけなら試してみようかな、と一伽は思う。
まぁ、どっちが突っ込むほうになったとしても、やり方が分からないことには始まらない。
「えっと…」
一伽が本気なのだと分かり、雪乃はキョロキョロ周りを窺いながら、一伽の耳元に手を当てた。隣に座って、先ほどよりも近い距離にいるけれど、それでも耳打ちでないと喋りにくい内容だから。
「出来ればね…」
「ふんふん……………………えっマジで? んなことすんの?」
雪乃の話を聞きながら頷いていた一伽は、その内容に驚愕して眉を寄せた。
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けいったん ⇒
いやぁ~そこまで 突っ込んだ(∑(゚ェ゚*)エッ ダジャレ!? )な質問をされるとは 思ってなかっただろうな ユキちゃんは
いっちゃんの この勢いが心配です
だって…
言葉では ハッキリ分からないから
ユキちゃんに 慣らすところを見せろって 言いそうだもん(笑)
( ̄_ ̄)ノ はーい先生、もっと詳しく知りたいから 見せて下さい
(□。□-*;)…聞こえない…聞こえない…聞いてはいけない
(⌒_⌒)ノ 先生~お願いします♪
Σ(□_□;)『・・・・・』固マリ中...byebye☆
いっちゃんの この勢いが心配です
だって…
言葉では ハッキリ分からないから
ユキちゃんに 慣らすところを見せろって 言いそうだもん(笑)
( ̄_ ̄)ノ はーい先生、もっと詳しく知りたいから 見せて下さい
(□。□-*;)…聞こえない…聞こえない…聞いてはいけない
(⌒_⌒)ノ 先生~お願いします♪
Σ(□_□;)『・・・・・』固マリ中...byebye☆
- |2012.11.26
- |Mon
- |10:52
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >けいったんさん
けいったんさんからダジャレも飛び出すほどの、びっくり加減!
さすがいっちゃんです(笑)
だって、侑仁さんとエッチするためですもの!
よぉ~くお勉強しておかないと。
さすがに、『見せて』には、ユキちゃん先生もだんまりを決め込むでしょうね(^_^;)
コメントありがとうございました!
さすがいっちゃんです(笑)
だって、侑仁さんとエッチするためですもの!
よぉ~くお勉強しておかないと。
さすがに、『見せて』には、ユキちゃん先生もだんまりを決め込むでしょうね(^_^;)
コメントありがとうございました!
- |2012.11.26
- |Mon
- |22:46
- |URL
- |EDIT|