スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
暴君王子のおっしゃることには! (201)
2012.11.18 Sun
「ちょっヤベ、一伽、離っ…」
侑仁が感じてくれていることに気をよくした一伽が、唾液をたっぷりと絡ませながら、頭を上下させて舌と唇で刺激を加えると、侑仁は慌てた声で、一伽の後ろ髪を掴んだ。
何? 髪の毛引っ張ったら痛いんだけど! と言ってやりたい気もしたが、それよりも今の一伽は、すっかりフェラに夢中で、文句も言わず、顔も上げなかった。
だから一伽は、侑仁がどうしてそんなことをしたのか、少しも気付けなかったのだ。
「バッ…一伽っ離せって、イク…っ」
「―え? うわっ!? ぶっ」
そのセリフを聞いて、ようやく一伽は先ほどの侑仁の行動の意味を理解し、慌てて侑仁のモノから顔を離そうとしたが、時すでに遅し。
侑仁は、すべてを一伽の口の中に放ってしまうことだけは避けられたが、一伽は顔面で侑仁の精液を受け止め、離れるのに間に合わなかった分が若干口の中に入った…。
「ん゛ん゛~~~…」
「あぁ~~もうっ、バカかお前はっ!」
精液で顔を汚した一伽は、それが目に入るのが怖いのか、ギュッと目を瞑って顔を顰めている。
侑仁はイッた余韻に浸る暇もなく、ティシューを数枚引き抜いて、一伽の顔を拭いてやった。
「う゛ぅ~~…」
自ら進んでフェラをしたうえに、侑仁が離せと言っても聞かなかったくせに、顔に掛けられたことは大変お気に召さなかったのか、一伽はとっても嫌そうに唸っている。
しかも、口の中に入ってしまったのを吐き出したいのか、口を開けて精液の乗った舌をベェーと出した一伽が、新しいティシューをねだるように侑仁を見つめる姿は、まったく本当に、どこぞのAVかと思う。
「ホラ、ペッて」
「うぇっ…」
差し出されたティシューに素直に精液を吐き出した一伽は、新しい1枚で口元を拭ってもらっている間も、ずっと眉を寄せている。
そんな一伽に、侑仁も微妙な顔付きになった。
「…お前さぁ、フェラしてくれんのは嬉しいけど、終わった後にそこまでヤな顔すんなよ。逆に傷付くわ」
「じゃなくて! ねぇ侑仁、女の子ってマジすごくね?」
「は?」
汚れたティシューを丸めてゴミ箱に放った侑仁は、意味不明なことを言い出した一伽を、訝しそうに振り返った。
しかし、そんな侑仁の視線には気付いていないようで、一伽は何やら熱くなっている。
「だってさ、俺今フェラして分かった! 精液って超マズイの! なのに女の子って、ゴックンしてくれるじゃん? あれすごくね!?」
「え…、お前、女の子に飲ませんの?」
「無理には飲ませないけどさ、何も言わなくても飲んでくれる子っているじゃん? 何あれ、マジ尊敬するっ!」
「…………」
下半身丸出しで、こぶしを握り締めながら、そんなこと力説されても…。
侑仁は、何をどう突っ込んだらいいのか分からず、言葉をなくしたが、とりあえずヒートアップしている一伽を宥めるため、黙って一伽を抱き寄せたのに。
「あ、そうだ、ねぇ侑仁」
一伽は、主張したいことならまだあるようで、まったく色気のないこと甚だしく、侑仁の胸を押し返してきた。
「侑仁さぁ、男同士でどうやるか、知ってる?」
「え、何を?」
「セックス」
「ブッ」
一伽が真剣な顔で尋ねてくるから、何かと思えばそんなことで、侑仁は思わず吹き出した。
しかし一伽はやはり本気のようで、その言葉を冗談にするわけでもなく小首を傾げているので、仕方なく侑仁は、「あんまりよく分からない」と答えた。
何となくは想像できるが、実際に自分がやるとなったときに、具体的に何をどうしたらいいかは、正直分からない。
back next
侑仁が感じてくれていることに気をよくした一伽が、唾液をたっぷりと絡ませながら、頭を上下させて舌と唇で刺激を加えると、侑仁は慌てた声で、一伽の後ろ髪を掴んだ。
何? 髪の毛引っ張ったら痛いんだけど! と言ってやりたい気もしたが、それよりも今の一伽は、すっかりフェラに夢中で、文句も言わず、顔も上げなかった。
だから一伽は、侑仁がどうしてそんなことをしたのか、少しも気付けなかったのだ。
「バッ…一伽っ離せって、イク…っ」
「―え? うわっ!? ぶっ」
そのセリフを聞いて、ようやく一伽は先ほどの侑仁の行動の意味を理解し、慌てて侑仁のモノから顔を離そうとしたが、時すでに遅し。
侑仁は、すべてを一伽の口の中に放ってしまうことだけは避けられたが、一伽は顔面で侑仁の精液を受け止め、離れるのに間に合わなかった分が若干口の中に入った…。
「ん゛ん゛~~~…」
「あぁ~~もうっ、バカかお前はっ!」
精液で顔を汚した一伽は、それが目に入るのが怖いのか、ギュッと目を瞑って顔を顰めている。
侑仁はイッた余韻に浸る暇もなく、ティシューを数枚引き抜いて、一伽の顔を拭いてやった。
「う゛ぅ~~…」
自ら進んでフェラをしたうえに、侑仁が離せと言っても聞かなかったくせに、顔に掛けられたことは大変お気に召さなかったのか、一伽はとっても嫌そうに唸っている。
しかも、口の中に入ってしまったのを吐き出したいのか、口を開けて精液の乗った舌をベェーと出した一伽が、新しいティシューをねだるように侑仁を見つめる姿は、まったく本当に、どこぞのAVかと思う。
「ホラ、ペッて」
「うぇっ…」
差し出されたティシューに素直に精液を吐き出した一伽は、新しい1枚で口元を拭ってもらっている間も、ずっと眉を寄せている。
そんな一伽に、侑仁も微妙な顔付きになった。
「…お前さぁ、フェラしてくれんのは嬉しいけど、終わった後にそこまでヤな顔すんなよ。逆に傷付くわ」
「じゃなくて! ねぇ侑仁、女の子ってマジすごくね?」
「は?」
汚れたティシューを丸めてゴミ箱に放った侑仁は、意味不明なことを言い出した一伽を、訝しそうに振り返った。
しかし、そんな侑仁の視線には気付いていないようで、一伽は何やら熱くなっている。
「だってさ、俺今フェラして分かった! 精液って超マズイの! なのに女の子って、ゴックンしてくれるじゃん? あれすごくね!?」
「え…、お前、女の子に飲ませんの?」
「無理には飲ませないけどさ、何も言わなくても飲んでくれる子っているじゃん? 何あれ、マジ尊敬するっ!」
「…………」
下半身丸出しで、こぶしを握り締めながら、そんなこと力説されても…。
侑仁は、何をどう突っ込んだらいいのか分からず、言葉をなくしたが、とりあえずヒートアップしている一伽を宥めるため、黙って一伽を抱き寄せたのに。
「あ、そうだ、ねぇ侑仁」
一伽は、主張したいことならまだあるようで、まったく色気のないこと甚だしく、侑仁の胸を押し返してきた。
「侑仁さぁ、男同士でどうやるか、知ってる?」
「え、何を?」
「セックス」
「ブッ」
一伽が真剣な顔で尋ねてくるから、何かと思えばそんなことで、侑仁は思わず吹き出した。
しかし一伽はやはり本気のようで、その言葉を冗談にするわけでもなく小首を傾げているので、仕方なく侑仁は、「あんまりよく分からない」と答えた。
何となくは想像できるが、実際に自分がやるとなったときに、具体的に何をどうしたらいいかは、正直分からない。
back next
- 関連記事
-
- 暴君王子のおっしゃることには! (202) (2012/11/19)
- 暴君王子のおっしゃることには! (201) (2012/11/18)
- 暴君王子のおっしゃることには! (200) (2012/11/17)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:暴君王子のおっしゃることには!
コメントの投稿はこちらから ♥
COMMENT-FORM
けいったん ⇒
(ヘ;_ _)ヘ ガクッ...女性への尊敬が ”ソレ”ですか、いっちゃん
女性には もっと他に 尊敬される事が あるでしょうがっ!(*・ε・*)ムー
とにかく~~!
悉く ムードを ぶっ壊す いっちゃんにメゲズに 侑仁は頑張ってね♪
あれ?、「頑張れ」って 変かな?(笑)
Fight!!(o^-^)尸~''☆ミ☆ミ...byebye☆
女性には もっと他に 尊敬される事が あるでしょうがっ!(*・ε・*)ムー
とにかく~~!
悉く ムードを ぶっ壊す いっちゃんにメゲズに 侑仁は頑張ってね♪
あれ?、「頑張れ」って 変かな?(笑)
Fight!!(o^-^)尸~''☆ミ☆ミ...byebye☆
- |2012.11.18
- |Sun
- |11:18
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >けいったんさん
いっちゃん、かわいい顔して、女の子からは人気なさそうですよね…。
絶対みんな、こんな→「(*・ε・*)ムー」顔になりそう。
でも、一部にはすごい人気かも…!?
こんなことでめげてたら、いっちゃんとは付き合えません!?
ガンバレ侑仁さんです~!
コメントありがとうございました!
絶対みんな、こんな→「(*・ε・*)ムー」顔になりそう。
でも、一部にはすごい人気かも…!?
こんなことでめげてたら、いっちゃんとは付き合えません!?
ガンバレ侑仁さんです~!
コメントありがとうございました!
- |2012.11.19
- |Mon
- |07:02
- |URL
- |EDIT|