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映画のような恋がしたい。(だって最後は決まってハッピーエンドだ。) (79)
2011.12.03 Sat
「ねっ、ちょっ、ハルちゃん大丈夫?」
「え…?」
慌てたような千尋の声がして、遥希はそちらに視線を向けようとしたが、千尋の姿を視界に捉えることは出来なかった。
カラフルな色がグルグル回っているのが見えるから、目は開けているはずなのに。
「大丈夫だよ、匡平いるし。ちーちゃんは俺と飲も?」
「ぅん…」
千尋は、隣ですっかりグズグズになっている遥希を気にするが、大輔に肩を引き寄せられて、話を遮られてしまった。
けれど、いくら遥希が酒に弱くても、たかがカクテル1杯で潰れるような子でないことは、千尋も知っている。そこまで弱いなら、絶対に酒なんか飲ませないし。
「2人ももういい感じじゃん。俺らは俺らで楽しもうよ」
グイと腰を抱き寄せられ、耳にキスされる。
ピアスごと耳たぶを食まれて、千尋は首を竦めた。でも、遥希のことが気になって、集中できない。
遥希も千尋も、ナンパされるのが目的で今日はここに来て、こうして2人めでたくカッコいい男の子をゲットできたんだから、お互い、それぞれに楽しめばいいのは分かる。
千尋だって、もちろんそうするつもりでいたのだ。
しかし、遥希が酔っ払うのを通り越して、酔い潰れたような状態になったのを見ると、放っておけない。
飲んでも、しっかりした状態でお持ち帰りされるのなら、ヤバくなってもどうにか出来るだろうけど、こんな状態では、絶対に好き放題にされてしまう。
「場所移んね?」
「ん…、でも…」
「ん? あの子、気になる? じゃ、4人で遊ぼっか」
千尋が遥希のことを気にしているのが分かったのか、大輔はそう提案して、耳たぶを弄っていた舌を千尋の耳の中に忍ばせた。
酔っ払うというほどではないが、酒が入ったせいでいつもより敏感になってい千尋は、ビクッと体を震わせて、堪らず大輔にしがみ付いた。
「かわい」
「ぁ…」
まだ少し躊躇うような、イヤイヤする素振りはあるけれど、千尋の体が、素直に自分の愛撫に感じ始めているのが分かるので、大輔も後は押せ押せといった感じだ。
嫌なら声を掛けられた時点でも、抱き寄せたときにでも、いつでも拒めたんだから、今さらだとでも言いたいのかもしれない。
「ん、ふ…」
抱き寄せているのとは反対の手が、ズボンと素肌の境目をツッ…となぞって、そのまま下へと滑ると、確実な意味を持って、千尋のその部分で止まった。
女の子と違ってミニスカートではないから、直に触られるわけではなくて、でも焦れったいような愛撫をズボンの上から繰り返されるだけの千尋は、いつの間にか、ねだるように大輔に体を預けていた。
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「え…?」
慌てたような千尋の声がして、遥希はそちらに視線を向けようとしたが、千尋の姿を視界に捉えることは出来なかった。
カラフルな色がグルグル回っているのが見えるから、目は開けているはずなのに。
「大丈夫だよ、匡平いるし。ちーちゃんは俺と飲も?」
「ぅん…」
千尋は、隣ですっかりグズグズになっている遥希を気にするが、大輔に肩を引き寄せられて、話を遮られてしまった。
けれど、いくら遥希が酒に弱くても、たかがカクテル1杯で潰れるような子でないことは、千尋も知っている。そこまで弱いなら、絶対に酒なんか飲ませないし。
「2人ももういい感じじゃん。俺らは俺らで楽しもうよ」
グイと腰を抱き寄せられ、耳にキスされる。
ピアスごと耳たぶを食まれて、千尋は首を竦めた。でも、遥希のことが気になって、集中できない。
遥希も千尋も、ナンパされるのが目的で今日はここに来て、こうして2人めでたくカッコいい男の子をゲットできたんだから、お互い、それぞれに楽しめばいいのは分かる。
千尋だって、もちろんそうするつもりでいたのだ。
しかし、遥希が酔っ払うのを通り越して、酔い潰れたような状態になったのを見ると、放っておけない。
飲んでも、しっかりした状態でお持ち帰りされるのなら、ヤバくなってもどうにか出来るだろうけど、こんな状態では、絶対に好き放題にされてしまう。
「場所移んね?」
「ん…、でも…」
「ん? あの子、気になる? じゃ、4人で遊ぼっか」
千尋が遥希のことを気にしているのが分かったのか、大輔はそう提案して、耳たぶを弄っていた舌を千尋の耳の中に忍ばせた。
酔っ払うというほどではないが、酒が入ったせいでいつもより敏感になってい千尋は、ビクッと体を震わせて、堪らず大輔にしがみ付いた。
「かわい」
「ぁ…」
まだ少し躊躇うような、イヤイヤする素振りはあるけれど、千尋の体が、素直に自分の愛撫に感じ始めているのが分かるので、大輔も後は押せ押せといった感じだ。
嫌なら声を掛けられた時点でも、抱き寄せたときにでも、いつでも拒めたんだから、今さらだとでも言いたいのかもしれない。
「ん、ふ…」
抱き寄せているのとは反対の手が、ズボンと素肌の境目をツッ…となぞって、そのまま下へと滑ると、確実な意味を持って、千尋のその部分で止まった。
女の子と違ってミニスカートではないから、直に触られるわけではなくて、でも焦れったいような愛撫をズボンの上から繰り返されるだけの千尋は、いつの間にか、ねだるように大輔に体を預けていた。
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