スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
Queen Beeの眠れぬ夜 (12) R18
2011.04.15 Fri
*R18です。性的な表現が多く含まれますので、18歳未満のかた、そういった表現が苦手なかたはご遠慮ください。
とんでもないことを喚き散らしながら、水瀬は何とか体を捻って、石田の頭に手を置いた。
本当は引っ叩いてやろうと思ったのに、そんな気持ちとは裏腹に、手はとっても優しく、石田の髪に触れるだけだった。
「分かったってば」
宥めるような、ごまかすようなキスをして、石田は水瀬の腰を引き上げると、体勢を整えた。
やっぱり今日はバックなんだ……とか、水瀬は頭の片隅でちょっと思う。
ギュッと枕の端を掴んだら、その上から、石田に手を重ねられた。
「…入れるよ?」
耳にキスされて、背中がゾワッてなる。
首筋に、石田の吐息が掛かる。
腰を掴まれて、よく慣らされたソコに、石田の、その熱の先端が押し当てられて――――侵入される。
「ぅん、クッ、んっ…」
「バッ…息吐けって…」
いつもなら、どうしたらいいか、受け入れるのにどうやって力を抜いたらいいかなんて、考えるまでもなく出来るのに。
今日はもう、体が言うことを聞いてくれない。
「やぁっ、石田、ん、ぅ…」
「水瀬、みーなーせ。息吐いてみ?」
全然うまく出来なくて、自分から誘ったのに全然ダメで、水瀬自身もどうしたらいいか、もうよく分からなくなっているのに、石田は呆れることも、怒ることも、焦ることもなく、水瀬のこめかみや首筋に、優しくキスを落としてくれる。
「ぁ…はっ…」
ググッ…と粘膜を押し広げて、ゆっくりと石田が入って来る。
あやすように前を弄られて、水瀬は懸命に力を抜く。ようやく呼吸の仕方を思い出した。
「あっ…あぁっ…」
一番太いところを飲み込んだ後は、然して抵抗もなく奥まで入って行く。
途中、止めることなく腰を進められて、体勢のせいか、いつもより深いところにまで石田がいる気がする。
「ぁ…入った…」
「入ったよ。分かんだろ? 入ってんの」
「ふぁ…ぁ、ん…」
スルリと、まるで猫にそうするように、石田が水瀬の喉元を撫でると、水瀬はとろけるような声で顔を上げた。
石田はすぐにでも動くと思ったのに、いつもだったらそうするし、水瀬のほうが我慢できなくて、早く早くと腰を揺らめかすのに、今日はちゃんと待っていてくれる。
「は、ん…、石田…」
水瀬は背後の石田を振り返った。
石田は、水瀬が言わなくても、キスをくれた。
back next
とんでもないことを喚き散らしながら、水瀬は何とか体を捻って、石田の頭に手を置いた。
本当は引っ叩いてやろうと思ったのに、そんな気持ちとは裏腹に、手はとっても優しく、石田の髪に触れるだけだった。
「分かったってば」
宥めるような、ごまかすようなキスをして、石田は水瀬の腰を引き上げると、体勢を整えた。
やっぱり今日はバックなんだ……とか、水瀬は頭の片隅でちょっと思う。
ギュッと枕の端を掴んだら、その上から、石田に手を重ねられた。
「…入れるよ?」
耳にキスされて、背中がゾワッてなる。
首筋に、石田の吐息が掛かる。
腰を掴まれて、よく慣らされたソコに、石田の、その熱の先端が押し当てられて――――侵入される。
「ぅん、クッ、んっ…」
「バッ…息吐けって…」
いつもなら、どうしたらいいか、受け入れるのにどうやって力を抜いたらいいかなんて、考えるまでもなく出来るのに。
今日はもう、体が言うことを聞いてくれない。
「やぁっ、石田、ん、ぅ…」
「水瀬、みーなーせ。息吐いてみ?」
全然うまく出来なくて、自分から誘ったのに全然ダメで、水瀬自身もどうしたらいいか、もうよく分からなくなっているのに、石田は呆れることも、怒ることも、焦ることもなく、水瀬のこめかみや首筋に、優しくキスを落としてくれる。
「ぁ…はっ…」
ググッ…と粘膜を押し広げて、ゆっくりと石田が入って来る。
あやすように前を弄られて、水瀬は懸命に力を抜く。ようやく呼吸の仕方を思い出した。
「あっ…あぁっ…」
一番太いところを飲み込んだ後は、然して抵抗もなく奥まで入って行く。
途中、止めることなく腰を進められて、体勢のせいか、いつもより深いところにまで石田がいる気がする。
「ぁ…入った…」
「入ったよ。分かんだろ? 入ってんの」
「ふぁ…ぁ、ん…」
スルリと、まるで猫にそうするように、石田が水瀬の喉元を撫でると、水瀬はとろけるような声で顔を上げた。
石田はすぐにでも動くと思ったのに、いつもだったらそうするし、水瀬のほうが我慢できなくて、早く早くと腰を揺らめかすのに、今日はちゃんと待っていてくれる。
「は、ん…、石田…」
水瀬は背後の石田を振り返った。
石田は、水瀬が言わなくても、キスをくれた。
back next
- 関連記事
-
- Queen Beeの眠れぬ夜 (13) R18 (2011/04/16)
- Queen Beeの眠れぬ夜 (12) R18 (2011/04/15)
- Queen Beeの眠れぬ夜 (11) R18 (2011/04/14)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
コメントの投稿はこちらから ♥
COMMENT-FORM
けいったん ⇒
高校生とは思えない 落ち着いた雰囲気の石田
彼だから 彼でしか 水瀬を宥め賺しながら 巧く操縦できないのでしょ!
なのに 恋人関係ではないんだよねー
心も体も 相性バッチリなのに...(。-`ω´-)ンー
二人とも 「「今更!Σ(@@:)@@:)」」感が強いのかな?
余計な考えを後回して 今は 純粋(?)に 楽しもう~っと♪
(o'ノ∀')ノ<いいぞー!甘くてエロいぞー!>...byebye☆
彼だから 彼でしか 水瀬を宥め賺しながら 巧く操縦できないのでしょ!
なのに 恋人関係ではないんだよねー
心も体も 相性バッチリなのに...(。-`ω´-)ンー
二人とも 「「今更!Σ(@@:)@@:)」」感が強いのかな?
余計な考えを後回して 今は 純粋(?)に 楽しもう~っと♪
(o'ノ∀')ノ<いいぞー!甘くてエロいぞー!>...byebye☆
- |2011.04.15
- |Fri
- |14:32
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >けいったんさん
ホント石田くん、高校生じゃないですよね、この落ち着きっぷり!
水瀬くんも水瀬くんで、奔放なんだけど、この奔放さ、ホントに高校生…? ですよね。。。
大体いつも書き終えてから、こいつら高校生だった…! と焦ります(^_^;)
それにしても、この2人が結ばれる日は、果たしてあるんでしょうか。。。
水瀬くんが、たった1人に身も心も捧げられる日が来るのやら、ですよね。
まぁとりあえず今は、エチを楽しんでもらいましょう~(*^_^*)
コメントありがとうございました!
水瀬くんも水瀬くんで、奔放なんだけど、この奔放さ、ホントに高校生…? ですよね。。。
大体いつも書き終えてから、こいつら高校生だった…! と焦ります(^_^;)
それにしても、この2人が結ばれる日は、果たしてあるんでしょうか。。。
水瀬くんが、たった1人に身も心も捧げられる日が来るのやら、ですよね。
まぁとりあえず今は、エチを楽しんでもらいましょう~(*^_^*)
コメントありがとうございました!