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溺れてしまえ (5) R18
2011.03.27 Sun
*R18です。性的な表現が多く含まれますので、18歳未満のかた、そういった表現が苦手なかたはご遠慮ください。
「…脱ぎたい、これ」
「脱ぎなよ。つか床拭くから、翔真くん、ちょっと退いて」
真大がティシューで床を拭いているそばから、翔真がダラダラとズボンと下着を脱ぐものだから、結局また床が汚れてしまう。
というか、着替えも出していないのに、ここでポイポイ脱がれても…。
「お前も脱げよ。スゲェ間抜けだから、その格好」
「翔真くんがやったんでしょ! 言われなくても着替えるよ、もぅ」
「ダメ!」
「は?」
立ち上がろうとする真大を、なぜか翔真が制する。
「だぁーめ! 着替えるんじゃなくて、脱ぐの」
「はい?」
「まだ続きすんだから」
「は? 嘘でしょ?」
翔真の言葉に、真大は耳を疑った。
今ので気が済んだんじゃなくて?
「…んだよ、したくねぇのかよ」
「そうじゃないけど! あーもう、分かったよ! でもベッド行こうね? 体痛くなるから」
どうやったって、翔真には敵わないのだ。
真大はとうとう観念すると、いつの間にかシャツ1枚だけになっていた(しかも前のボタンをみんな外してある)翔真を連れて、ベッドに上がった。
ベッドの上で翔真を組み敷こうとすると、なぜか真大の体は仰向けに返されて、翔真のほうが伸し掛かって来た。
低反発の、気持ちいい枕に後頭部を預け、真大は恐々と翔真を見上げた。
まさかこの人、俺のこと、ヤリたいとか…?
「ぶっ…お前、何でそんな顔してんの?」
「え、だって…」
真大のおっかなびっくりした顔がおかしかったのか、翔真が吹き出した。
彼にとっては笑いたいくらいおもしろいことかもしれないが、真大にしたら、全然笑えない状況だ。だって本当に、今にも食われそう…。
「まぁいいや。はい脱いで。バンザーイ」
翔真は楽しそうに真大の手を上げさせ、着ていたトレーナーを脱がし、ジーンズと下着も剥ぎ取った。
「あの、ちょっ、翔真く…」
笑顔の翔真に腹の辺りを跨がれて、真大は焦ったように声を上げた。
しかし翔真は、わざとなのか本気なのか、その様子にはまるで気付いていない。
「重い?」
「いや…平気だけど。それ以上、体重掛けなかったら」
突いた膝で自分の体を支えているから、今のところ平気だけれど、翔真は細いわりに筋肉があるから、本気で乗られたら結構重いと思うので、遠慮願いたいが。
「じゃ、今日俺が上ね」
「……………………」
………………。
「………………ぅえええ!!??」
「うわっ!?」
「グェッ…」
翔真の言葉が脳に行き渡って、意味を理解した瞬間、ビックリし過ぎて真大は思わず起き上がってしまって。
しかもそれに驚いた翔真が体勢を崩して、真大のお腹に座ってしまったから、油断していた真大は、「グェッ」となってしまった。
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「…脱ぎたい、これ」
「脱ぎなよ。つか床拭くから、翔真くん、ちょっと退いて」
真大がティシューで床を拭いているそばから、翔真がダラダラとズボンと下着を脱ぐものだから、結局また床が汚れてしまう。
というか、着替えも出していないのに、ここでポイポイ脱がれても…。
「お前も脱げよ。スゲェ間抜けだから、その格好」
「翔真くんがやったんでしょ! 言われなくても着替えるよ、もぅ」
「ダメ!」
「は?」
立ち上がろうとする真大を、なぜか翔真が制する。
「だぁーめ! 着替えるんじゃなくて、脱ぐの」
「はい?」
「まだ続きすんだから」
「は? 嘘でしょ?」
翔真の言葉に、真大は耳を疑った。
今ので気が済んだんじゃなくて?
「…んだよ、したくねぇのかよ」
「そうじゃないけど! あーもう、分かったよ! でもベッド行こうね? 体痛くなるから」
どうやったって、翔真には敵わないのだ。
真大はとうとう観念すると、いつの間にかシャツ1枚だけになっていた(しかも前のボタンをみんな外してある)翔真を連れて、ベッドに上がった。
ベッドの上で翔真を組み敷こうとすると、なぜか真大の体は仰向けに返されて、翔真のほうが伸し掛かって来た。
低反発の、気持ちいい枕に後頭部を預け、真大は恐々と翔真を見上げた。
まさかこの人、俺のこと、ヤリたいとか…?
「ぶっ…お前、何でそんな顔してんの?」
「え、だって…」
真大のおっかなびっくりした顔がおかしかったのか、翔真が吹き出した。
彼にとっては笑いたいくらいおもしろいことかもしれないが、真大にしたら、全然笑えない状況だ。だって本当に、今にも食われそう…。
「まぁいいや。はい脱いで。バンザーイ」
翔真は楽しそうに真大の手を上げさせ、着ていたトレーナーを脱がし、ジーンズと下着も剥ぎ取った。
「あの、ちょっ、翔真く…」
笑顔の翔真に腹の辺りを跨がれて、真大は焦ったように声を上げた。
しかし翔真は、わざとなのか本気なのか、その様子にはまるで気付いていない。
「重い?」
「いや…平気だけど。それ以上、体重掛けなかったら」
突いた膝で自分の体を支えているから、今のところ平気だけれど、翔真は細いわりに筋肉があるから、本気で乗られたら結構重いと思うので、遠慮願いたいが。
「じゃ、今日俺が上ね」
「……………………」
………………。
「………………ぅえええ!!??」
「うわっ!?」
「グェッ…」
翔真の言葉が脳に行き渡って、意味を理解した瞬間、ビックリし過ぎて真大は思わず起き上がってしまって。
しかもそれに驚いた翔真が体勢を崩して、真大のお腹に座ってしまったから、油断していた真大は、「グェッ」となってしまった。
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