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溺れてしまえ (4) R18
2011.03.26 Sat
*R18です。性的な表現が多く含まれますので、18歳未満のかた、そういった表現が苦手なかたはご遠慮ください。
「ん…ぅん、まひ…」
「翔真くん、早く外して? 触ってほしいんでしょ?」
「分かってっ…ッんぁ!」
あえて手伝おうとはせず、真大は翔真の耳元に息を吹き掛けるようにしながら、シャツの裾から中に手を忍ばせて、爪の先で胸の飾りを引っ掻いてやった。
その拍子に、壁に突いていた手が滑って、真大の肩に掛かる。
背中をビクビクと震わせながら、翔真はようやくベルトを外すと、前を広げた。
「もう濡れてんね。俺の舐めて感じたの? それとも映画見ながら、ずっとこんなだったの?」
「んっ、はっ…ぁ」
余裕あるふりで尋ねたけれど、興奮で、真大の声も上擦っている。
翔真も答えようとしても、真大に下着の中に手を突っ込まれ、先走りの液を零して濡れている先端を親指でぬるぬると撫でられて、もうダメ。
しかも、その快感に腰が引けそうになっても、真大がガッチリとホールドしているので、それも叶わなくて。
それでも翔真は、空いているほうの手で、真大の熱に触れた。体勢的に、もう口ではしてあげられないけれど、この熱をもっと感じていたい。
「翔真くっ…」
感じている真大の顔が、真正面にある。
こんな顔をさせているのが自分なのだと思うと、それだけで体が熱くなってくる。
「ヤバ、イキそ…、ちょっ…」
奥歯を噛んで堪えるけれど、翔真の手はそれを許してくれず、先端への刺激を強くして、真大を追い上げる。
翔真が熱い息をを漏らしながら、目を眇める。彼もまた、限界が近いのだと分かる。
「翔真っ…」
「ぁ、ゃ、いく、ッ…」
達する瞬間、「真大」と甘い声で呼ばれ、唇を塞がれた。
翔真の手の中へ射精したのと同じに、真大の手の中も熱く濡れる。
ビクビクと翔真の体が震えながら、真大へと凭れ掛かって来る。唇は離れ、翔真の頭がクタンと真大の肩の上に乗る。熱くて荒い吐息が、真大の首筋を掠めた。
「…翔真くん」
すっかり脱力してしまっている翔真を、真大はかろうじてキレイなほうの手で抱き寄せた。
「イテ…膝…」
ずっと膝立ちをしていた翔真は、真大の腕の中で少し身じろいで、正座を崩したような格好でペタンと座った。
床はフローリングだ、痛いに決まっている。
「だいじょぶ? つか、俺も腰痛いんだけど」
中途半端に膝を立てた状態で、背中をずっと壁に押し付けていたのだ。
途中から翔真が体重を掛けて来ていたから、腰からももにかけてが、重くだるいように痛い。
「で、結局何だったの?」
「何が…?」
ゆっくりと顔を上げた翔真は、まだ若干放心状態気味の表情だ。
真大はがんばって手を伸ばしてティシューを取ると、自分の手と口周りを拭いた後、ベタベタの翔真の顔も拭ってやった。
「何で翔真くん、急にこんなことしたの?」
「何か、急にムラムラした」
「えー…。何で? どの辺で?」
男だし、いろいろなことでそんな気分になるのは真大だって分かるけれど、今日の翔真はあまりにも唐突すぎて、真大にはちょっと分かりかねた。
「てか、ひどいな、これ」
「翔真くんのせいじゃん。何他人事みたいに言ってんの!」
翔真が『ひどい』と言ったのは、互いの下腹部の辺りから、その床の辺り。
着ていたシャツもズボンも、もちろん下着も2人分の精液でベチョベチョだし、床にもかなり垂れている。
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「ん…ぅん、まひ…」
「翔真くん、早く外して? 触ってほしいんでしょ?」
「分かってっ…ッんぁ!」
あえて手伝おうとはせず、真大は翔真の耳元に息を吹き掛けるようにしながら、シャツの裾から中に手を忍ばせて、爪の先で胸の飾りを引っ掻いてやった。
その拍子に、壁に突いていた手が滑って、真大の肩に掛かる。
背中をビクビクと震わせながら、翔真はようやくベルトを外すと、前を広げた。
「もう濡れてんね。俺の舐めて感じたの? それとも映画見ながら、ずっとこんなだったの?」
「んっ、はっ…ぁ」
余裕あるふりで尋ねたけれど、興奮で、真大の声も上擦っている。
翔真も答えようとしても、真大に下着の中に手を突っ込まれ、先走りの液を零して濡れている先端を親指でぬるぬると撫でられて、もうダメ。
しかも、その快感に腰が引けそうになっても、真大がガッチリとホールドしているので、それも叶わなくて。
それでも翔真は、空いているほうの手で、真大の熱に触れた。体勢的に、もう口ではしてあげられないけれど、この熱をもっと感じていたい。
「翔真くっ…」
感じている真大の顔が、真正面にある。
こんな顔をさせているのが自分なのだと思うと、それだけで体が熱くなってくる。
「ヤバ、イキそ…、ちょっ…」
奥歯を噛んで堪えるけれど、翔真の手はそれを許してくれず、先端への刺激を強くして、真大を追い上げる。
翔真が熱い息をを漏らしながら、目を眇める。彼もまた、限界が近いのだと分かる。
「翔真っ…」
「ぁ、ゃ、いく、ッ…」
達する瞬間、「真大」と甘い声で呼ばれ、唇を塞がれた。
翔真の手の中へ射精したのと同じに、真大の手の中も熱く濡れる。
ビクビクと翔真の体が震えながら、真大へと凭れ掛かって来る。唇は離れ、翔真の頭がクタンと真大の肩の上に乗る。熱くて荒い吐息が、真大の首筋を掠めた。
「…翔真くん」
すっかり脱力してしまっている翔真を、真大はかろうじてキレイなほうの手で抱き寄せた。
「イテ…膝…」
ずっと膝立ちをしていた翔真は、真大の腕の中で少し身じろいで、正座を崩したような格好でペタンと座った。
床はフローリングだ、痛いに決まっている。
「だいじょぶ? つか、俺も腰痛いんだけど」
中途半端に膝を立てた状態で、背中をずっと壁に押し付けていたのだ。
途中から翔真が体重を掛けて来ていたから、腰からももにかけてが、重くだるいように痛い。
「で、結局何だったの?」
「何が…?」
ゆっくりと顔を上げた翔真は、まだ若干放心状態気味の表情だ。
真大はがんばって手を伸ばしてティシューを取ると、自分の手と口周りを拭いた後、ベタベタの翔真の顔も拭ってやった。
「何で翔真くん、急にこんなことしたの?」
「何か、急にムラムラした」
「えー…。何で? どの辺で?」
男だし、いろいろなことでそんな気分になるのは真大だって分かるけれど、今日の翔真はあまりにも唐突すぎて、真大にはちょっと分かりかねた。
「てか、ひどいな、これ」
「翔真くんのせいじゃん。何他人事みたいに言ってんの!」
翔真が『ひどい』と言ったのは、互いの下腹部の辺りから、その床の辺り。
着ていたシャツもズボンも、もちろん下着も2人分の精液でベチョベチョだし、床にもかなり垂れている。
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