スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
恋せよ乙女 ~実践編 (8) R18
2010.02.04 Thu
*R18です。性的表現が多く含まれるため、18歳未満のかた、苦手なかたはご遠慮ください。
「ゆぅ…?」
「あ…えと…」
「俺ね、口でしてあげたいの…。ダメ? イヤ…?」
ゴクリ。
思わず鳴ってしまった喉に、祐介はさらに慌てる。
「…ゆぅ?」
「お…お願いしま、す…」
答えれば、和衣はホッとした顔で頭を下げたが、祐介はグシャグシャと、自分の頭を掻いた。
祐介は、こういった経験がまったくないわけではないけれど、そんなに積極的にしてもらったことはない。どちらかといえば祐介は、相手に尽くす感じのセックスが好きだから、無理にしてもらおうとも思わなくて。
和衣は祐介よりもずっと、こうした行為を恥ずかしがるし消極的だから、まさか和衣のほうから言ってくるなんてゆめゆめ思っていなくて、祐介は激しく動揺してしまったのだ。
「ふ、ぅ…」
祐介の前に屈んだ和衣は、うるさいくらいに打ち付けている心臓を落ち着けようと、大きく息をついてから、祐介の昂りにそろそろと舌を這わせた。
亮からは、やり方なんて、見たり聞いたりしただけで分かるものでないと言われたが、でも全然分かんないのも困る…! と和衣が縋り付けば、『とにかく歯ぁ立てねぇように咥えりゃいいんだって』と投げ遣りに返された。
だから今はそれしか知識がないから(一応、雑誌も読んだけれど、やはり亮の言うとおり、したことのない人間が見ただけでは、何が何だか分からなかった)、後は祐介に気持ちよくなってもらいたい一心で、がんばるしかない。
「ん…」
咥えたほうがいいんだろうな、とは思うけれど、『歯を立てるな』と言った亮の教えを守ろうと思うと、何だか咥えるのが怖い。
だって、歯を当てないように咥えるなんて、そんなの絶対無理。
(でも多分、みんなそうしてるんだよね…?)
亮も、……恐らく睦月も。
女の子だって、彼氏にそうしてあげているわけなんだから、和衣に出来ないはずがない…………と思う。
(口、おっきく、あーん、てしたら…)
和衣は覚悟を決めて大きく口を開けると、熱を帯び始めている祐介自身を口の中に迎え入れた。
「ッ…」
頭上で、祐介が息を詰める気配がする。
歯は当てていないつもりだけど、嫌なのかな? て思って、チラリと上を見たら、ばっちり祐介と目が合った――――途端。
「んっ…!」
祐介のモノが急に質量を増して、和衣はビックリして口から出してしまった。
「いや、あのっ…」
「…ん、ゆぅ…ゴメ…」
やっぱりうまく出来ない…と、若干凹みつつ、和衣はもう1度唇を寄せた。
- 関連記事
-
- 恋せよ乙女 ~実践編 (9) R18 (2010/02/05)
- 恋せよ乙女 ~実践編 (8) R18 (2010/02/04)
- 恋せよ乙女 ~実践編 (7) R18 (2010/02/03)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:Baby Baby Baby Love
テーマ:自作BL小説 ジャンル:小説・文学
コメントの投稿はこちらから ♥
COMMENT-FORM
りり ⇒ (*/∇\*)キャ~~~
如月久美子 ⇒ >りりさん
> そ、それはうまくできてるってことなのだカズちゃん! て教えてあげたい……(*ノノ)キャ~~~
ごもっとも!
でも、何も分かってないカズちゃん。
ゆっちさんを喜ばせるため、まだまだ頑張ります!
コメントありがとうございました!
ごもっとも!
でも、何も分かってないカズちゃん。
ゆっちさんを喜ばせるため、まだまだ頑張ります!
コメントありがとうございました!