スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
恋せよ乙女 ~実践編 (5) R15
2010.02.01 Mon
* R15です。若干の性的表現があるため、15歳未満のかた、苦手なかたはご遠慮ください。
「俺らが、初めて行ったとこ」
「…亮から聞いた?」
「うん」
和衣は別に聞くつもりもなかったのに、拍子抜けするほどあっさりと、亮が白状したのだ。
バッカじゃね? とか思ったけれど、ホッとさせられたのも事実だから、和衣はあまり強く出られなかった。
「何だかんだ言って、アイツも世話好きだよな」
友情に感謝しなきゃ、て思っていたのに、祐介が苦笑するから、和衣も思わず笑ってしまった。
「…ん」
笑いが治まって、ふと沈黙。
和衣は引き寄せられるように、祐介の唇にキスを落とした。
「ふぅ、ん…」
和衣はペロリと祐介の唇を舐めて、その熱い口内に舌を侵入させる。甘い舌を追い掛ける。
人と比較したことがないからよく分からないけれど、和衣はキスが好きなほうだと思う。
祐介とキスするのが好き。気持ちよくて、ふわふわしてくる。
「ゆぅ…ん、や…」
キスに夢中になるうち、和衣は祐介のももを跨いで乗り上げてしまったけれど、それでもキスをやめる気にはならなくて、祐介の首に腕を回して、キュッと抱き付く。
祐介の手が頭を撫で、首筋を辿り、耳元を擽る。
ゾワリと快感が背筋を上がり、和衣は無意識に下腹部を祐介のほうに摺り寄せてしまった。
まだキスだけなのに、もう昂り始めているのが分かる。
祐介に触れ合っているだけで、どうしようもなく体は熱くなるのだ。
「かず…」
「ん、ヤ…」
唇が離れると、和衣はイヤイヤして、またキスをねだる。
祐介ももっとキスしていたいけれど、和衣のこの勢い、このまま最後までここでやってしまいかねない雰囲気。
多分、世の大半の男性にしたら、ベッド以外の場所でやるのは興奮材料の1つかもしれないが、申し訳ないけれど祐介は遠慮したいところ。
無粋にキスを中断してまで雰囲気を白けさせたくはないが、積極的にもっといろいろしたい! と思っているらしい和衣が、勢いのまま最後までここでやろうと思ってしまう前に、ベッドに移動したい。
「ん…、ゆ…」
上がってしまった熱を持て余すように、和衣は額を祐介の肩に擦り付けてきて、その仕草が、まるで猫のようだと思う。
「和衣、ここでしたいの?」
念のため確認してみれば、和衣からの反応がない。
やっぱりここでしたいのかな。
進んでしたいとは思わないけれど、そこまで激しく拒絶することでない。和衣がしたいと言うなら、それに流されてみてもいいかな、なんて思ったけれど。
「ん…祐介は…?」
「え、」
「…ここで、したいの…?」
和衣は窺うように、ぽわんとした顔で祐介を見つめている。
どうやら今日の和衣は、いろいろしてあげたい! というご奉仕精神が旺盛なようで、祐介が望むなら、ベッド以外でもOKというスタンスらしい。
「俺らが、初めて行ったとこ」
「…亮から聞いた?」
「うん」
和衣は別に聞くつもりもなかったのに、拍子抜けするほどあっさりと、亮が白状したのだ。
バッカじゃね? とか思ったけれど、ホッとさせられたのも事実だから、和衣はあまり強く出られなかった。
「何だかんだ言って、アイツも世話好きだよな」
友情に感謝しなきゃ、て思っていたのに、祐介が苦笑するから、和衣も思わず笑ってしまった。
「…ん」
笑いが治まって、ふと沈黙。
和衣は引き寄せられるように、祐介の唇にキスを落とした。
「ふぅ、ん…」
和衣はペロリと祐介の唇を舐めて、その熱い口内に舌を侵入させる。甘い舌を追い掛ける。
人と比較したことがないからよく分からないけれど、和衣はキスが好きなほうだと思う。
祐介とキスするのが好き。気持ちよくて、ふわふわしてくる。
「ゆぅ…ん、や…」
キスに夢中になるうち、和衣は祐介のももを跨いで乗り上げてしまったけれど、それでもキスをやめる気にはならなくて、祐介の首に腕を回して、キュッと抱き付く。
祐介の手が頭を撫で、首筋を辿り、耳元を擽る。
ゾワリと快感が背筋を上がり、和衣は無意識に下腹部を祐介のほうに摺り寄せてしまった。
まだキスだけなのに、もう昂り始めているのが分かる。
祐介に触れ合っているだけで、どうしようもなく体は熱くなるのだ。
「かず…」
「ん、ヤ…」
唇が離れると、和衣はイヤイヤして、またキスをねだる。
祐介ももっとキスしていたいけれど、和衣のこの勢い、このまま最後までここでやってしまいかねない雰囲気。
多分、世の大半の男性にしたら、ベッド以外の場所でやるのは興奮材料の1つかもしれないが、申し訳ないけれど祐介は遠慮したいところ。
無粋にキスを中断してまで雰囲気を白けさせたくはないが、積極的にもっといろいろしたい! と思っているらしい和衣が、勢いのまま最後までここでやろうと思ってしまう前に、ベッドに移動したい。
「ん…、ゆ…」
上がってしまった熱を持て余すように、和衣は額を祐介の肩に擦り付けてきて、その仕草が、まるで猫のようだと思う。
「和衣、ここでしたいの?」
念のため確認してみれば、和衣からの反応がない。
やっぱりここでしたいのかな。
進んでしたいとは思わないけれど、そこまで激しく拒絶することでない。和衣がしたいと言うなら、それに流されてみてもいいかな、なんて思ったけれど。
「ん…祐介は…?」
「え、」
「…ここで、したいの…?」
和衣は窺うように、ぽわんとした顔で祐介を見つめている。
どうやら今日の和衣は、いろいろしてあげたい! というご奉仕精神が旺盛なようで、祐介が望むなら、ベッド以外でもOKというスタンスらしい。
- 関連記事
-
- 恋せよ乙女 ~実践編 (6) R18 (2010/02/02)
- 恋せよ乙女 ~実践編 (5) R15 (2010/02/01)
- 恋せよ乙女 ~実践編 (4) (2010/01/31)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:Baby Baby Baby Love
テーマ:自作BL小説 ジャンル:小説・文学