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落下星 (31) R18
2009.10.05 Mon
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
俺のこと、受け入れてくれる? と言った亮の言葉の意味を分かっているのかいないのか、ポヤンとした表情で、睦月は亮を見つめていた。
「いい? 睦月」
「…え…? あっ…」
睦月の返事を聞く前に、亮は睦月の中にうずめていた指をズルリと引き抜いた。
たっぷりと垂らしていたローションがトロリと中から溢れて、亮は不覚にも、その光景だけで熱を高ぶらせてしまう。
「あ…」
足を少し広げられ、会陰と後ろの窄まりの間を熱く濡れたものに撫でられて、ハッと目を開けた睦月は、それが亮の屹立したものなのだということに気が付いた。
戸惑うように視線を上げれば、亮と目が合う。
最初に話していたとおり、亮は無理に事を進める気はないようで、けれどここまで来て止めることも出来なくて。
「…ダメ?」
「……ダメじゃない、けど…」
「けど?」
問い直されて、けれど睦月はそこで口籠ってしまった。
「睦月?」
「いい、よ…?」
睦月は目を伏せて、おずおずとそう申し出た。
その仕草に、思わず亮の喉が鳴る。
睦月にそんな気がないことは百も承知だが、無意識の仕草は亮の熱を煽るばかりで。
亮は大きく1つ息をついてから、睦月にキスをして、抱えていた足を下ろした。
「亮…?」
急に離れた亮の気配に、睦月が不安そうな声を上げる。
どうして? と睦月の視線が亮を追い掛ければ、亮はガサガサとベッドサイドをあさって、コンドームを取り出した。
睦月はその様子を、ジッと見つめている。
「え、何? 睦月」
パッケージの封を切って中身を出したところで、亮は、自分を見つめる睦月の視線に気が付いた。
別にコンドームを付けるところくらい、見られて困ることはないが、そんなにジロジロと見られると、何だかちょっと気恥ずかしい。
「…付けるの?」
まだ色香を漂わせた表情で、睦月は不思議そうに亮に尋ねた。
「え?」
「それ。ゴム。俺、男だよ?」
「…知ってるけど?」
睦月が男だなんてこと、百も承知の上で進めてきたセックスだ。何を今さらと思うが、睦月はよく分からない、という顔で亮を見ている。
「何? どうしたの? 教えて?」
睦月がセックスについて、ひどく偏った考えを、刷り込みのように持っていることは、もうよく分かった。きっと今も、亮が思い付かないようなことを考えているに違いない。
言葉足らずで誤解を招くのはもう嫌だから、下腹部はのっぴきならない状況だけれど、ちゃんと聞いて確かめたい。
俺のこと、受け入れてくれる? と言った亮の言葉の意味を分かっているのかいないのか、ポヤンとした表情で、睦月は亮を見つめていた。
「いい? 睦月」
「…え…? あっ…」
睦月の返事を聞く前に、亮は睦月の中にうずめていた指をズルリと引き抜いた。
たっぷりと垂らしていたローションがトロリと中から溢れて、亮は不覚にも、その光景だけで熱を高ぶらせてしまう。
「あ…」
足を少し広げられ、会陰と後ろの窄まりの間を熱く濡れたものに撫でられて、ハッと目を開けた睦月は、それが亮の屹立したものなのだということに気が付いた。
戸惑うように視線を上げれば、亮と目が合う。
最初に話していたとおり、亮は無理に事を進める気はないようで、けれどここまで来て止めることも出来なくて。
「…ダメ?」
「……ダメじゃない、けど…」
「けど?」
問い直されて、けれど睦月はそこで口籠ってしまった。
「睦月?」
「いい、よ…?」
睦月は目を伏せて、おずおずとそう申し出た。
その仕草に、思わず亮の喉が鳴る。
睦月にそんな気がないことは百も承知だが、無意識の仕草は亮の熱を煽るばかりで。
亮は大きく1つ息をついてから、睦月にキスをして、抱えていた足を下ろした。
「亮…?」
急に離れた亮の気配に、睦月が不安そうな声を上げる。
どうして? と睦月の視線が亮を追い掛ければ、亮はガサガサとベッドサイドをあさって、コンドームを取り出した。
睦月はその様子を、ジッと見つめている。
「え、何? 睦月」
パッケージの封を切って中身を出したところで、亮は、自分を見つめる睦月の視線に気が付いた。
別にコンドームを付けるところくらい、見られて困ることはないが、そんなにジロジロと見られると、何だかちょっと気恥ずかしい。
「…付けるの?」
まだ色香を漂わせた表情で、睦月は不思議そうに亮に尋ねた。
「え?」
「それ。ゴム。俺、男だよ?」
「…知ってるけど?」
睦月が男だなんてこと、百も承知の上で進めてきたセックスだ。何を今さらと思うが、睦月はよく分からない、という顔で亮を見ている。
「何? どうしたの? 教えて?」
睦月がセックスについて、ひどく偏った考えを、刷り込みのように持っていることは、もうよく分かった。きっと今も、亮が思い付かないようなことを考えているに違いない。
言葉足らずで誤解を招くのはもう嫌だから、下腹部はのっぴきならない状況だけれど、ちゃんと聞いて確かめたい。
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