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落下星 (19)
2009.09.23 Wed
「亮、入りたいなら、1人で入ればいいじゃん」
「えー…こんなトコに1人で入んの、切なすぎる…。なら、シャワーだけでいいよ。一緒にシャワーしよ?」
「一緒じゃなくてもいいじゃん!」
「時間節約のため」
宿泊ではないから、時間だって限られている。
お風呂でイチャイチャ出来ないなら、さっさとシャワーを済ませて、ベッドに上がってくっ付いていたい。
「お…俺シャワーしないから、亮だけして来て」
「ダメー。いっぱい汗かいてるでしょ? それに睦月、さっき水たまりバシャバシャしたんだから」
「うぅー…」
何を言っても亮は意見を変えてくれず、結局睦月は渋々折れた。
ホテルに入って、エアコンのおかげでだいぶ汗は引いたが、確かに亮の言うとおり、蒸し暑い空気の中、汗で睦月も亮もベタベタなのだ。
2人で入るのは何だか納得がいかないが、亮がシャワーをしている間、1人で待っているのも落ち着かないし…と、それ以上抵抗するのはやめた。
「大丈夫、変なことしないから…」
睦月を前から抱き締め直すと、その額にキスを落とす。
さっきまでテンション上がりっ放しではしゃいでいた睦月は、途端に大人しくなって、キュウと亮に抱き付いた。
(かわい…)
抱き締めれば、いつもよりずっと速く打っている睦月の心臓の音が分かる。
首筋や耳に唇を寄せてから少し体を離して、睦月のシャツのボタンに手を掛けた。このボタンを外すのは、今日2回目だ。
「睦月、俺のも脱がせてくれる?」
睦月の服を全部脱がせたところで、少し身を屈めてそう言えば、睦月は困ったように視線を彷徨わせてから、コクリと頷いた。
亮の様子を窺いながら、Tシャツを脱がせ、ベルトに手を掛けたけれど、緊張と、普段自分がするのと逆向きだということも手伝って、なかなかベルトのバックルが外れない。
「ん…」
やっとベルトを外して、睦月は震える手で亮のジーンズの前を寛げた。
脱がせるって? 分かんない、これでいいの? と、ジーンズのウェストを掴んだまま亮を見上げれば、亮とバッチリ目が合ってしまって、恥ずかしくて睦月は思わず手を離して俯いてしまった。
どうしよう…なんて思っているうち、亮は自分でジーンズと下着を脱ぎ捨てると、睦月を抱き寄せた。
「そんな怖がんないで。怖いこと、何もしないから…」
「んっ…」
耳元で囁いて、かわいい耳たぶに少し歯を立てれば、それだけで睦月の体はピクリと震えた。
「やっ…変なことしないって…、ヤダ、一緒に入んない、や…」
「…ゴメン、睦月、かわいかったから。もうしない、ゴメン。だから一緒に入ろ?」
思わず感じてしまったのが恥ずかしかったのか、睦月は真っ赤な顔をして、亮の腕の中から逃げ出そうとする。
泣き出しそうな声になった睦月に少し胸を痛めつつ、かすかな抵抗を見せる睦月を抱いて、亮はバスルームに入った。
風営法の改正で、回転ベッドは禁止になったんだそうです。なので、それ以降に建てられたラブホには回転ベッドは設置されてないんですって。確かに最近聞きませんね。ちなみに鏡張りの部屋も、新風営法では禁止なんだそうです。
「えー…こんなトコに1人で入んの、切なすぎる…。なら、シャワーだけでいいよ。一緒にシャワーしよ?」
「一緒じゃなくてもいいじゃん!」
「時間節約のため」
宿泊ではないから、時間だって限られている。
お風呂でイチャイチャ出来ないなら、さっさとシャワーを済ませて、ベッドに上がってくっ付いていたい。
「お…俺シャワーしないから、亮だけして来て」
「ダメー。いっぱい汗かいてるでしょ? それに睦月、さっき水たまりバシャバシャしたんだから」
「うぅー…」
何を言っても亮は意見を変えてくれず、結局睦月は渋々折れた。
ホテルに入って、エアコンのおかげでだいぶ汗は引いたが、確かに亮の言うとおり、蒸し暑い空気の中、汗で睦月も亮もベタベタなのだ。
2人で入るのは何だか納得がいかないが、亮がシャワーをしている間、1人で待っているのも落ち着かないし…と、それ以上抵抗するのはやめた。
「大丈夫、変なことしないから…」
睦月を前から抱き締め直すと、その額にキスを落とす。
さっきまでテンション上がりっ放しではしゃいでいた睦月は、途端に大人しくなって、キュウと亮に抱き付いた。
(かわい…)
抱き締めれば、いつもよりずっと速く打っている睦月の心臓の音が分かる。
首筋や耳に唇を寄せてから少し体を離して、睦月のシャツのボタンに手を掛けた。このボタンを外すのは、今日2回目だ。
「睦月、俺のも脱がせてくれる?」
睦月の服を全部脱がせたところで、少し身を屈めてそう言えば、睦月は困ったように視線を彷徨わせてから、コクリと頷いた。
亮の様子を窺いながら、Tシャツを脱がせ、ベルトに手を掛けたけれど、緊張と、普段自分がするのと逆向きだということも手伝って、なかなかベルトのバックルが外れない。
「ん…」
やっとベルトを外して、睦月は震える手で亮のジーンズの前を寛げた。
脱がせるって? 分かんない、これでいいの? と、ジーンズのウェストを掴んだまま亮を見上げれば、亮とバッチリ目が合ってしまって、恥ずかしくて睦月は思わず手を離して俯いてしまった。
どうしよう…なんて思っているうち、亮は自分でジーンズと下着を脱ぎ捨てると、睦月を抱き寄せた。
「そんな怖がんないで。怖いこと、何もしないから…」
「んっ…」
耳元で囁いて、かわいい耳たぶに少し歯を立てれば、それだけで睦月の体はピクリと震えた。
「やっ…変なことしないって…、ヤダ、一緒に入んない、や…」
「…ゴメン、睦月、かわいかったから。もうしない、ゴメン。だから一緒に入ろ?」
思わず感じてしまったのが恥ずかしかったのか、睦月は真っ赤な顔をして、亮の腕の中から逃げ出そうとする。
泣き出しそうな声になった睦月に少し胸を痛めつつ、かすかな抵抗を見せる睦月を抱いて、亮はバスルームに入った。
風営法の改正で、回転ベッドは禁止になったんだそうです。なので、それ以降に建てられたラブホには回転ベッドは設置されてないんですって。確かに最近聞きませんね。ちなみに鏡張りの部屋も、新風営法では禁止なんだそうです。
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柚子季杏 ⇒ お~~
豆知識ww
確かに最近そういうのって聞かないですよねw
あんなにはしゃいでたのにも~~(///∇//)テレテレ☆
ちょっと前までのむっちゃんも可愛かったですけど、今日のむっちゃんは堪らないですね!むはー(;゚∀゚)=3
既に鼻血出そうな柚子季です(えw
亮たんも何だかカコイイしぃ~~クネクネしちゃいます♪
確かに最近そういうのって聞かないですよねw
あんなにはしゃいでたのにも~~(///∇//)テレテレ☆
ちょっと前までのむっちゃんも可愛かったですけど、今日のむっちゃんは堪らないですね!むはー(;゚∀゚)=3
既に鼻血出そうな柚子季です(えw
亮たんも何だかカコイイしぃ~~クネクネしちゃいます♪
如月久美子 ⇒ >柚子季さん
> 豆知識ww
> 確かに最近そういうのって聞かないですよねw
ラブホのこととかいろいろ調べてたら、そんな豆知識を発掘ww
最近、聞かないですよね。
私も実物はお目にかかったことないです~(笑)
> あんなにはしゃいでたのにも~~(///∇//)テレテレ☆
> ちょっと前までのむっちゃんも可愛かったですけど、今日のむっちゃんは堪らないですね!むはー(;゚∀゚)=3
むっちゃんも、例に漏れず、私の大好きなツンデレちゃんで…。
趣味丸出しですみません(爆)
むっちゃんは経験が少ないんで、多分いろんなことが恥ずかしいんだと思います。
そこを乗り越えさせてあげるのが亮タンの役目ですね(笑)
がんばってほしいです。
コメントありがとうございました!
> 確かに最近そういうのって聞かないですよねw
ラブホのこととかいろいろ調べてたら、そんな豆知識を発掘ww
最近、聞かないですよね。
私も実物はお目にかかったことないです~(笑)
> あんなにはしゃいでたのにも~~(///∇//)テレテレ☆
> ちょっと前までのむっちゃんも可愛かったですけど、今日のむっちゃんは堪らないですね!むはー(;゚∀゚)=3
むっちゃんも、例に漏れず、私の大好きなツンデレちゃんで…。
趣味丸出しですみません(爆)
むっちゃんは経験が少ないんで、多分いろんなことが恥ずかしいんだと思います。
そこを乗り越えさせてあげるのが亮タンの役目ですね(笑)
がんばってほしいです。
コメントありがとうございました!