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3月 さよならまた明日、嫌いじゃないよ。 (10) R18
2009.07.19 Sun
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
奥まで突き上げれば翔真は痛がるどころか、甘い声を上げるけれど、さすがに後ろだけではイケそうもなくて、真大は再び翔真の高ぶりに手を掛けた。
挿入の痛みに萎えてしまったかと思ったソレも、意外なことにもう固く勃ち上がっている。
あんなに嫌がっていたくせに、もしかしたら翔真は素質があるのではなかろうかと、言おうものなら何倍返しで文句を言われるか分からないようなことを、真大は内心思った。
「ぁ、ヤメ…まひろっ…」
「何で…? 気持ちい…でしょ…? スゲ、締め付けてくる…」
「んぁ…知らな、あ、あ…」
前と後ろをいっぺんに刺激され、翔真の意識は混沌としてくる。
痛くはないけれど、真大が出たり入ったりする後ろは熱いし、中も痺れたみたくジンジンしているし、勃ち上がった自身もあとちょっとの刺激で解放できるのに。
でもまだ終わらせたくないような気持ちもある。
この快感ともつかないグチャグチャの中を彷徨っていたい。
「ヤバ…俺もう…」
先に根を上げたのは、真大のほうだった。
翔真の足を抱え直し、腰の動きを速くする。中にある真大自身がさらに大きくなったのが分かる。
(真大、イキそうなんだ、俺の中で…)
もうドロドロに溶けてしまった頭の片隅で、冷静な翔真がそれを悟った。
ほんの1時間かそこら前までは、どちらが入れる入れないかで言い合っていて、自分も出来れば入れる側のほうがいいとか思っていたのに、今では、本来受け入れるべき器官ではないそこで、真大のことを気持ちよくさせている。
その事実が、ひどく翔真の胸を満たした。
「真大、イッて……俺の中で…」
「ッ…」
もうこれ以上は無理だというところまで深く刺し込まれ、翔真はもがくように宙に手を彷徨わせた後、シーツをキュッと握り締めた。
「ぁっ…」
薄い被膜越しに感じる、真大の熱。
その感覚と前を弄られる直接的な刺激に、翔真もとうとう自身を解放した。
「はぁっ…」
挿入する側でないからと、コンドームを付けていなかった翔真の放った精液は、腹部から、体勢のせいで顎の辺りにまで飛び散っている。
翔真は意識ごとぶっ飛んでいるらしく、真大が抱えていた足を下ろして体を離しても、肩を上下させて荒い呼吸を繰り返すだけで、反応が薄い。
「翔真くん、平気…?」
「は、ぁ…?」
ティシューで顔に掛かった精液を拭ってやると、ようやく翔真の目の焦点が合って来る。
「真大…」
「ん?」
「すげぇ好き…」
「ッ、」
トロリとした瞳に、疲労のせいか舌足らずの甘い口調。
そして極め付けのセリフ。
真大は再び暴走しそうになった自身に何とか歯止めを掛けて、愛しい人をギュッと抱き締める。
「俺もだよ。俺も翔真くんのこと、すげぇ好き!」
「…ん」
その言葉に、翔真は嬉しそうに微笑んだ。
ねぇ、知らなかったんだよ。
本当に好きな人と1つになることが、こんなに幸せだなんて。
好きだと告げられることが、こんなに嬉しいだなんて。
「翔真くん?」
「んはは…すっげぇ好き」
今さら顔を赤くしている真大に、翔真は唇を寄せた。
奥まで突き上げれば翔真は痛がるどころか、甘い声を上げるけれど、さすがに後ろだけではイケそうもなくて、真大は再び翔真の高ぶりに手を掛けた。
挿入の痛みに萎えてしまったかと思ったソレも、意外なことにもう固く勃ち上がっている。
あんなに嫌がっていたくせに、もしかしたら翔真は素質があるのではなかろうかと、言おうものなら何倍返しで文句を言われるか分からないようなことを、真大は内心思った。
「ぁ、ヤメ…まひろっ…」
「何で…? 気持ちい…でしょ…? スゲ、締め付けてくる…」
「んぁ…知らな、あ、あ…」
前と後ろをいっぺんに刺激され、翔真の意識は混沌としてくる。
痛くはないけれど、真大が出たり入ったりする後ろは熱いし、中も痺れたみたくジンジンしているし、勃ち上がった自身もあとちょっとの刺激で解放できるのに。
でもまだ終わらせたくないような気持ちもある。
この快感ともつかないグチャグチャの中を彷徨っていたい。
「ヤバ…俺もう…」
先に根を上げたのは、真大のほうだった。
翔真の足を抱え直し、腰の動きを速くする。中にある真大自身がさらに大きくなったのが分かる。
(真大、イキそうなんだ、俺の中で…)
もうドロドロに溶けてしまった頭の片隅で、冷静な翔真がそれを悟った。
ほんの1時間かそこら前までは、どちらが入れる入れないかで言い合っていて、自分も出来れば入れる側のほうがいいとか思っていたのに、今では、本来受け入れるべき器官ではないそこで、真大のことを気持ちよくさせている。
その事実が、ひどく翔真の胸を満たした。
「真大、イッて……俺の中で…」
「ッ…」
もうこれ以上は無理だというところまで深く刺し込まれ、翔真はもがくように宙に手を彷徨わせた後、シーツをキュッと握り締めた。
「ぁっ…」
薄い被膜越しに感じる、真大の熱。
その感覚と前を弄られる直接的な刺激に、翔真もとうとう自身を解放した。
「はぁっ…」
挿入する側でないからと、コンドームを付けていなかった翔真の放った精液は、腹部から、体勢のせいで顎の辺りにまで飛び散っている。
翔真は意識ごとぶっ飛んでいるらしく、真大が抱えていた足を下ろして体を離しても、肩を上下させて荒い呼吸を繰り返すだけで、反応が薄い。
「翔真くん、平気…?」
「は、ぁ…?」
ティシューで顔に掛かった精液を拭ってやると、ようやく翔真の目の焦点が合って来る。
「真大…」
「ん?」
「すげぇ好き…」
「ッ、」
トロリとした瞳に、疲労のせいか舌足らずの甘い口調。
そして極め付けのセリフ。
真大は再び暴走しそうになった自身に何とか歯止めを掛けて、愛しい人をギュッと抱き締める。
「俺もだよ。俺も翔真くんのこと、すげぇ好き!」
「…ん」
その言葉に、翔真は嬉しそうに微笑んだ。
ねぇ、知らなかったんだよ。
本当に好きな人と1つになることが、こんなに幸せだなんて。
好きだと告げられることが、こんなに嬉しいだなんて。
「翔真くん?」
「んはは…すっげぇ好き」
今さら顔を赤くしている真大に、翔真は唇を寄せた。
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