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どうしたって、君には敵わない (10)
2016.05.18 Wed
「翔真くん、いい加減にしないと、このまま襲っちゃうよ?」
翔真を迎えに行った居酒屋でも、もちろん冗談だが、起きなければ犯すと宣告しているのだ。少しは危機感を持ってもらいたい。
「襲うの? 真大が? 俺を?」
しかし、真大の想いとは裏腹に、翔真は無邪気に笑っている。
はぁ~…、これだから酔っ払いは…!
「ちょっ、んっ…」
もう全然分かっていない翔真の唇を、そのまま塞ぐ。翔真の瞳が、驚きで丸くなる。本当に襲うとは思ってなかった?
けれど、一瞬だけ翔真の手が真大の体を押しただけで、後は大した抵抗もなく真大の舌を受け入れた。
「ん、ぅ…」
アルコールの味のする翔真の口の中を味わいながら、真大は体勢を立て直して、シャツの裾から手を滑り込ませる。
「まひろぉ…? するのぉ?」
「するよ。襲う、て言ったでしょ?」
もちろん最初は本気で言ったわけではないけれど、ここまで来たら止まれない。
なのに翔真は、もぞもぞと身じろぎ出して――――あ、嫌な予感。
「だめ」
やっぱり!
真大は天を仰ぎたくなった。
これだから酔っ払いは…! と再び真大は思ったけれど、しかし真大の嫌な予感は、今度こそ的中しなかった。いや、ある意味、的中したと言えるのか。
「俺がまひろのこと襲う」
「はい? ちょっイダッ!」
しっかりと翔真のことを押し倒していたはずなのに、あっさりと翔真は身を起こすと、そのまま真大の体を仰向けに倒した。
形勢逆転とは、まさにこのことを言うのだろう。翔真に伸し掛かられて、真大は身動きが取れない。
「ちょっ翔真くんっ!」
「んふふ」
にぃ~と口に大きく笑みを浮かべると、翔真は真大の抵抗をものともせず、素早く真大のジーンズの前を寛げると、下着の上から下腹部を撫でた。
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翔真を迎えに行った居酒屋でも、もちろん冗談だが、起きなければ犯すと宣告しているのだ。少しは危機感を持ってもらいたい。
「襲うの? 真大が? 俺を?」
しかし、真大の想いとは裏腹に、翔真は無邪気に笑っている。
はぁ~…、これだから酔っ払いは…!
「ちょっ、んっ…」
もう全然分かっていない翔真の唇を、そのまま塞ぐ。翔真の瞳が、驚きで丸くなる。本当に襲うとは思ってなかった?
けれど、一瞬だけ翔真の手が真大の体を押しただけで、後は大した抵抗もなく真大の舌を受け入れた。
「ん、ぅ…」
アルコールの味のする翔真の口の中を味わいながら、真大は体勢を立て直して、シャツの裾から手を滑り込ませる。
「まひろぉ…? するのぉ?」
「するよ。襲う、て言ったでしょ?」
もちろん最初は本気で言ったわけではないけれど、ここまで来たら止まれない。
なのに翔真は、もぞもぞと身じろぎ出して――――あ、嫌な予感。
「だめ」
やっぱり!
真大は天を仰ぎたくなった。
これだから酔っ払いは…! と再び真大は思ったけれど、しかし真大の嫌な予感は、今度こそ的中しなかった。いや、ある意味、的中したと言えるのか。
「俺がまひろのこと襲う」
「はい? ちょっイダッ!」
しっかりと翔真のことを押し倒していたはずなのに、あっさりと翔真は身を起こすと、そのまま真大の体を仰向けに倒した。
形勢逆転とは、まさにこのことを言うのだろう。翔真に伸し掛かられて、真大は身動きが取れない。
「ちょっ翔真くんっ!」
「んふふ」
にぃ~と口に大きく笑みを浮かべると、翔真は真大の抵抗をものともせず、素早く真大のジーンズの前を寛げると、下着の上から下腹部を撫でた。
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