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2. 弱い部分をひと握り (前編) R18
2008.08.17 Sun
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
仕事の忙しい水瀬の両親が家にいないことはざらで。大学に通うために家を出た姉もめったには帰って来ないから、基本的に水瀬は1人暮らしも同然だ。
けれど、お隣の石田さんちが家族同然に過ごしてくれたので、寂しいと感じたことは1度だってなかった。
それに今となっては、良くも悪くも、他に誰もいない、2人きりになれるスペースとして、水瀬と石田に与えられたわけで。
「ん、ぅむ…」
ベッドの上、壁に背中を預ける体制で座った石田のももを跨ぎ、水瀬は夢中でその唇を貪っていた。
まるで逃がすまいとでもするように、石田の頭をしっかりと押さえて、息継ぎをする間も惜しむように、唇と舌の感触を味わう。
「っ…、」
すでに腰を揺らめかせている水瀬の好きなようにさせていた石田だったが、水瀬の背後に回していた手を、ソッとスラックスのウエスト部分に滑らせた。
シャツを引き抜き、中に忍ばせた手で、素肌をなぞる。
ピクリと震える、敏感な体。
「んっ…、はぁ…」
長い口付けを解いて、水瀬はイヤイヤするように首を振る。
「や、いし…ふぅ…」
「どうしたの? 何か発情してるね、今日」
もうすでに堪え切れない様子の水瀬に対し、石田はまだ全然冷静で。
片手で水瀬の肌を辿りながら、もう片方の手で、濡れた唇を拭ってやる。すると水瀬は舌を出して、その指を舐め上げた。
ピチャピチャと、赤い舌を覗かせながら指を舐める水瀬は、ミルクを欲しがる仔猫のそれに似ている。
(ま、こんなにエロい猫はいないけどね…)
水瀬に取られたままの手はそのままに、石田は反対の手で、器用に水瀬のネクタイとシャツのボタンを外していく。
露わになった水瀬の肌は、もうほんのりと赤く色付いている。
石田は水瀬の口から指を引き抜くと、濡れた指を水瀬の鎖骨から胸に掛けて滑らせる。
指先が胸の突起を掠めると、水瀬は「くぅ…」と小さく鳴いた。
「ん、ぅうん…あ、やっ…!」
引っ掻くように片方の乳首を弄られ、もう片方を吸われると、水瀬は背をしならせて善がった。
最初はこんなところ、男のくせに感じるわけがないと思っていた水瀬だったが、何度も石田に抱かれるうち、快感を覚え込まされてしまった。
おそらく水瀬の性感帯の大半は、石田が開拓したものだ。
水瀬は石田以外の男とも何度も体を重ねて来たけれど、きっと水瀬の体を一番知っているのは、石田に違いない。
普段はヘタレな幼馴染みだけれど、ベッドの上で水瀬が主導権を握れたことなんて、ただの1度もない。
仕事の忙しい水瀬の両親が家にいないことはざらで。大学に通うために家を出た姉もめったには帰って来ないから、基本的に水瀬は1人暮らしも同然だ。
けれど、お隣の石田さんちが家族同然に過ごしてくれたので、寂しいと感じたことは1度だってなかった。
それに今となっては、良くも悪くも、他に誰もいない、2人きりになれるスペースとして、水瀬と石田に与えられたわけで。
「ん、ぅむ…」
ベッドの上、壁に背中を預ける体制で座った石田のももを跨ぎ、水瀬は夢中でその唇を貪っていた。
まるで逃がすまいとでもするように、石田の頭をしっかりと押さえて、息継ぎをする間も惜しむように、唇と舌の感触を味わう。
「っ…、」
すでに腰を揺らめかせている水瀬の好きなようにさせていた石田だったが、水瀬の背後に回していた手を、ソッとスラックスのウエスト部分に滑らせた。
シャツを引き抜き、中に忍ばせた手で、素肌をなぞる。
ピクリと震える、敏感な体。
「んっ…、はぁ…」
長い口付けを解いて、水瀬はイヤイヤするように首を振る。
「や、いし…ふぅ…」
「どうしたの? 何か発情してるね、今日」
もうすでに堪え切れない様子の水瀬に対し、石田はまだ全然冷静で。
片手で水瀬の肌を辿りながら、もう片方の手で、濡れた唇を拭ってやる。すると水瀬は舌を出して、その指を舐め上げた。
ピチャピチャと、赤い舌を覗かせながら指を舐める水瀬は、ミルクを欲しがる仔猫のそれに似ている。
(ま、こんなにエロい猫はいないけどね…)
水瀬に取られたままの手はそのままに、石田は反対の手で、器用に水瀬のネクタイとシャツのボタンを外していく。
露わになった水瀬の肌は、もうほんのりと赤く色付いている。
石田は水瀬の口から指を引き抜くと、濡れた指を水瀬の鎖骨から胸に掛けて滑らせる。
指先が胸の突起を掠めると、水瀬は「くぅ…」と小さく鳴いた。
「ん、ぅうん…あ、やっ…!」
引っ掻くように片方の乳首を弄られ、もう片方を吸われると、水瀬は背をしならせて善がった。
最初はこんなところ、男のくせに感じるわけがないと思っていた水瀬だったが、何度も石田に抱かれるうち、快感を覚え込まされてしまった。
おそらく水瀬の性感帯の大半は、石田が開拓したものだ。
水瀬は石田以外の男とも何度も体を重ねて来たけれど、きっと水瀬の体を一番知っているのは、石田に違いない。
普段はヘタレな幼馴染みだけれど、ベッドの上で水瀬が主導権を握れたことなんて、ただの1度もない。
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柚子季 杏 ⇒
やっぱり幼馴染設定は萌えますねぇ。
普段はヘタレでベッドじゃバリバリ・・・最高っすww
他の男に抱かれても、最後には戻ってくる幼馴染を愛故に待つ・・・で、その分激しく・・・きゃ~!
と、勝手に妄想膨らましてしまいましたwww
すみません(汗汗
普段はヘタレでベッドじゃバリバリ・・・最高っすww
他の男に抱かれても、最後には戻ってくる幼馴染を愛故に待つ・・・で、その分激しく・・・きゃ~!
と、勝手に妄想膨らましてしまいましたwww
すみません(汗汗
如月久美子 ⇒ >柚子季 杏さん
水瀬クン、高校生のわりに、経験豊富にしすぎた気がするんですが……大丈夫だったでしょうか。。。
幼馴染み設定は、初なんで、うまく行くやら…(ドキドキ)
>普段はヘタレでベッドじゃバリバリ・・・最高っすww
私もこの設定、大好きです…vvv
コメント、ありがとうございました!!
幼馴染み設定は、初なんで、うまく行くやら…(ドキドキ)
>普段はヘタレでベッドじゃバリバリ・・・最高っすww
私もこの設定、大好きです…vvv
コメント、ありがとうございました!!