スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
もしかしたら君は天使かもしれない。 (21)
2013.09.22 Sun
「ンッ、あ、や…真大っ…」
「ぅん? 何?」
指を抜き差しする速度を上げながら、チラリと翔真を見遣る。
もどかしそうに体を捩っている翔真は、きっと後ろだけでなく、前も弄ってほしいんだと思う。分かっているけれど、気付かぬ振りで聞き返せば、翔真はゆるゆると首を振った。
「やぁ、真大ぉ…」
「だから、何? つか、気持ちいいんでしょ? そういう顔、してる」
「うぅん…!」
ベロリと首筋を舐め上げると、翔真は体を震わせながら、中の真大の指を締め付けた。
その締め付けに逆らうように2本の指を広げたり、折り曲げて掻き回したりしてから、もう1本指を増やす。でも、中の肝心の場所も、触ってあげない。
「ッ…、真大っ…!」
翔真は、非難するような目で、真大のことを見た。
中に埋まる真大の指は、確実に翔真のことを気持ちよくさせてくれているけれど、こんな焦らすやり方じゃなくて、早く突き上げるような快感が欲しいのに。
「は…はぅ、ん…、ぁ」
もう意味を成すような言葉を発することも出来ず、翔真は快楽に蕩けた体を捩らせて、熱い息を吐き出す。じれったくて、もどかしくて、早くどうにかしてほしくて。
不自由な手は諦め、太ももを真大の腰に擦り付け、早くするように促す。
早く、早く、早く。
「――――翔真くん、」
翔真の足を開き、真大がそのままその間に割って入ったから、ようやく入れてくれるのだと、翔真はぼやけた思ったけれど、しかしそうすんなりとはいかなかった。
真大は、空いているほうの手で翔真の片足を抱えたけれど、もう一方の手の指は、相変わらず翔真の中に埋もれたまま。そして翔真の目を見て、凶悪なほどかわいい笑顔で、名前を呼ぶ。
いくら快感に流されているとはいえ、その意味が分からないほど、翔真もバカではなかった。
「クソッ…」
「…まだ、そんなこと言う余裕あったんだ」
思わず漏れてしまった言葉に、真大が意外そうな顔をする。きっと翔真が、すっかりグズグズになっていると思っていたに違いない。
しかしその直後、再び笑顔に戻って、「だったら、俺がどうしてほしいと思ってるかも、分かるよね?」なんて言い出しすから、翔真はキュッと唇を噛んだ。
「ね? 翔真くん」
「ッ…」
back next
「ぅん? 何?」
指を抜き差しする速度を上げながら、チラリと翔真を見遣る。
もどかしそうに体を捩っている翔真は、きっと後ろだけでなく、前も弄ってほしいんだと思う。分かっているけれど、気付かぬ振りで聞き返せば、翔真はゆるゆると首を振った。
「やぁ、真大ぉ…」
「だから、何? つか、気持ちいいんでしょ? そういう顔、してる」
「うぅん…!」
ベロリと首筋を舐め上げると、翔真は体を震わせながら、中の真大の指を締め付けた。
その締め付けに逆らうように2本の指を広げたり、折り曲げて掻き回したりしてから、もう1本指を増やす。でも、中の肝心の場所も、触ってあげない。
「ッ…、真大っ…!」
翔真は、非難するような目で、真大のことを見た。
中に埋まる真大の指は、確実に翔真のことを気持ちよくさせてくれているけれど、こんな焦らすやり方じゃなくて、早く突き上げるような快感が欲しいのに。
「は…はぅ、ん…、ぁ」
もう意味を成すような言葉を発することも出来ず、翔真は快楽に蕩けた体を捩らせて、熱い息を吐き出す。じれったくて、もどかしくて、早くどうにかしてほしくて。
不自由な手は諦め、太ももを真大の腰に擦り付け、早くするように促す。
早く、早く、早く。
「――――翔真くん、」
翔真の足を開き、真大がそのままその間に割って入ったから、ようやく入れてくれるのだと、翔真はぼやけた思ったけれど、しかしそうすんなりとはいかなかった。
真大は、空いているほうの手で翔真の片足を抱えたけれど、もう一方の手の指は、相変わらず翔真の中に埋もれたまま。そして翔真の目を見て、凶悪なほどかわいい笑顔で、名前を呼ぶ。
いくら快感に流されているとはいえ、その意味が分からないほど、翔真もバカではなかった。
「クソッ…」
「…まだ、そんなこと言う余裕あったんだ」
思わず漏れてしまった言葉に、真大が意外そうな顔をする。きっと翔真が、すっかりグズグズになっていると思っていたに違いない。
しかしその直後、再び笑顔に戻って、「だったら、俺がどうしてほしいと思ってるかも、分かるよね?」なんて言い出しすから、翔真はキュッと唇を噛んだ。
「ね? 翔真くん」
「ッ…」
back next
- 関連記事
-
- もしかしたら君は天使かもしれない。 (22) (2013/09/23)
- もしかしたら君は天使かもしれない。 (21) (2013/09/22)
- もしかしたら君は天使かもしれない。 (20) (2013/09/21)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:Baby Baby Baby Love