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あなたの思うがまま (3)
2013.06.16 Sun
「ぅん…!」
そのまま有沢の部屋に連れ込まれ、ドアが閉まったかと思うと、電気も点けない、靴も脱がないその場所で、ドアに背中を押し付けられて、キスされた。
ガサリと何かが落ちる音がして、視線を向ければ、有沢が持ってた買い物袋が床に落ちてる。
何だよ、エレヴェータの中で手繋いだだけなのに、そんだけで余裕なくすなよ。思春期か!
「ちょっ…」
有沢の片手は俺の手首を掴んだまま、もう一方の手は俺のベルトのバックルに掛かった。
え、ここでやる気?
別に、絶対にベッドじゃなきゃヤダとかはねぇけど、フローリングは腰とか膝とか痛いからヤなんだよなぁ。それに玄関だと、最悪コンクリの上てこともあるし。
コイツ、それ知ってんのに、何でこんなトコで盛ってんだよ。あ、立ったままヤる、てこと? それならまぁ、いいっちゃーいいけど……疲れそうだなぁ。
大体さぁ、玄関でヤったら、外に声聞こえね?
「ミキちゃん、何考えてんの…?」
「は? それはこっちのセリフなんですけど。有沢くんこそ、何考えてんですか?」
「いや…そういう意味じゃなくて、今何考えてたの? キスしてるとき。全然集中してない」
こんなトコで、お前のほうから仕掛けて来たくせに、『何考えてんの』とか、何で逆ギレしてんだよ、て思ったら、そういうことじゃなくて、言葉どおりの質問だったらしい。
まぁ確かに、キスには集中してなかった。ゴメン。
「ねぇ…」
「えー、このまま玄関ですんのかなぁ、とか考えてた」
「…ヤダ?」
「ヤダ――――て、おい!」
ヤダつってんのに、有沢は首筋に舌を這わせながら、俺のシャツをズボンから引き抜こうとしてる。
てめぇ、俺の言うこと聞けよっ。
「いいじゃん。ミキちゃんだって、すぐシタいでしょ?」
「ざけんなっ…」
俺が何言っても、このままヤる気なんだったら、『ヤダ?』とか聞くんじゃねぇよ。ったく、ちょっとリードされると、すぐムキになんだから。ガキだな、ホント。
つか、最終的に玄関でヤることになったらなったでいいけど、俺の意見が無視されんのがおもしろくない。
ムカついて有沢を睨んだけど、その直後にいいことを思い付いて、俺はキスに応えつつ、有沢のサングラスを外して床へ投げると、ズボンの上から有沢のチンコに触った。
俺がノッて来たと思ったのか、有沢は満足そうな顔で俺を見たけど、調子に乗ってられんのも今のうち。お前の思いどおりになんかさせねぇんだよ。
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そのまま有沢の部屋に連れ込まれ、ドアが閉まったかと思うと、電気も点けない、靴も脱がないその場所で、ドアに背中を押し付けられて、キスされた。
ガサリと何かが落ちる音がして、視線を向ければ、有沢が持ってた買い物袋が床に落ちてる。
何だよ、エレヴェータの中で手繋いだだけなのに、そんだけで余裕なくすなよ。思春期か!
「ちょっ…」
有沢の片手は俺の手首を掴んだまま、もう一方の手は俺のベルトのバックルに掛かった。
え、ここでやる気?
別に、絶対にベッドじゃなきゃヤダとかはねぇけど、フローリングは腰とか膝とか痛いからヤなんだよなぁ。それに玄関だと、最悪コンクリの上てこともあるし。
コイツ、それ知ってんのに、何でこんなトコで盛ってんだよ。あ、立ったままヤる、てこと? それならまぁ、いいっちゃーいいけど……疲れそうだなぁ。
大体さぁ、玄関でヤったら、外に声聞こえね?
「ミキちゃん、何考えてんの…?」
「は? それはこっちのセリフなんですけど。有沢くんこそ、何考えてんですか?」
「いや…そういう意味じゃなくて、今何考えてたの? キスしてるとき。全然集中してない」
こんなトコで、お前のほうから仕掛けて来たくせに、『何考えてんの』とか、何で逆ギレしてんだよ、て思ったら、そういうことじゃなくて、言葉どおりの質問だったらしい。
まぁ確かに、キスには集中してなかった。ゴメン。
「ねぇ…」
「えー、このまま玄関ですんのかなぁ、とか考えてた」
「…ヤダ?」
「ヤダ――――て、おい!」
ヤダつってんのに、有沢は首筋に舌を這わせながら、俺のシャツをズボンから引き抜こうとしてる。
てめぇ、俺の言うこと聞けよっ。
「いいじゃん。ミキちゃんだって、すぐシタいでしょ?」
「ざけんなっ…」
俺が何言っても、このままヤる気なんだったら、『ヤダ?』とか聞くんじゃねぇよ。ったく、ちょっとリードされると、すぐムキになんだから。ガキだな、ホント。
つか、最終的に玄関でヤることになったらなったでいいけど、俺の意見が無視されんのがおもしろくない。
ムカついて有沢を睨んだけど、その直後にいいことを思い付いて、俺はキスに応えつつ、有沢のサングラスを外して床へ投げると、ズボンの上から有沢のチンコに触った。
俺がノッて来たと思ったのか、有沢は満足そうな顔で俺を見たけど、調子に乗ってられんのも今のうち。お前の思いどおりになんかさせねぇんだよ。
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