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溺れてしまえ (10) R18
2011.04.01 Fri
*R18です。性的な表現が多く含まれますので、18歳未満のかた、そういった表現が苦手なかたはご遠慮ください。
互いの腹は、翔真の放った精液で濡れている。
「…イッちゃった」
翔真はノロノロと腕を動かして、真大の腹にも飛び散っていた自分の精液を指で掬い上げた。
「イッちゃったねぇ」
最後のほう、翔真はずっと真大の首に腕を回していたし、真大もずっと翔真の腰を支えていたから。
だからつまり。
真大の言葉どおり、翔真は昂ぶった前に触れることなく、絶頂に達してしまったわけで。
「擽ったいよ」
擽ったがる真大に構わず、翔真は、指先に絡めた精液をツッ…と真大の鎖骨に伸ばした後、その指で、まるで紅を引くように真大の下唇に指を滑らせ、そのまま口の中に指を押し込んだ。
青臭い味に、真大は少しだけ眉を寄せたが、入り込んできた2本の指を丁寧にしゃぶっていく。
「ん…ん、」
自分から仕掛けておきながら、翔真のほうが先に我慢できなくなったようで、ピクンと腰が震え、まだ繋がったままの中が蠢いた。
「ちょっ、ひょ、ひょーま、くっ…」
「うは、言えてねぇー、んぁっ!」
指を銜えているんだから、うまく喋れるわけがない。
自分でそうしておいて翔真が楽しそうに笑っているから、ちょっと仕返しがしたくて、真大は軽く腰を突き上げた。
「あ、あっ…バカ…」
真大の口から指を引き抜いて、翔真は慌てて真大の肩に縋った。
「バカ、バカッ…、真大ぉ…!」
「ゴメ…ゴメンてばっ! ちょっ締めないでよっ…!」
翔真がバシバシ真大の肩を叩いてきて、それは全然力が入っていなくて痛くも何ともないからいいけど、繋がった状態でそんなに暴れられると、そっちのほうがヤバイ。
あれだけやったのに、また反応してしまいそう。
「も…ムリ…、あ、はぁっ…」
弱々しい抵抗の後、翔真は再びくたんと真大に凭れ、その肩に頭を乗せた。
これ以上、意地悪をするのもかわいそうなので、真大は翔真をベッドに横たえると、中から自身を引き抜いた。
「はぁっ…ん…」
翔真の体は、真大のモノが抜け切る瞬間にブルリと震えたきり、くったりとしたままは動かない。
ちょうど横向きになって、顔に髪が掛かっているので、その表情が読み取れない。
「翔真くん?」
真大はコンドームをゴミ箱に捨てると、翔真の隣に横になって、前からその体を抱き寄せた。
顔に掛かっていた髪を払い除け、赤く濡れた唇にそっとキスをすれば、翔真の腕も真大のほうへと回ってきた。
「も…ぜってぇ明日、腰とか痛ぇと思う…」
キスの合間に、翔真がぼやくように小さく呟いた。
しかし、シタいと言って、わりと無理やり始めてしまったのは自分なので、あまり文句を言えないのは分かっている。
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互いの腹は、翔真の放った精液で濡れている。
「…イッちゃった」
翔真はノロノロと腕を動かして、真大の腹にも飛び散っていた自分の精液を指で掬い上げた。
「イッちゃったねぇ」
最後のほう、翔真はずっと真大の首に腕を回していたし、真大もずっと翔真の腰を支えていたから。
だからつまり。
真大の言葉どおり、翔真は昂ぶった前に触れることなく、絶頂に達してしまったわけで。
「擽ったいよ」
擽ったがる真大に構わず、翔真は、指先に絡めた精液をツッ…と真大の鎖骨に伸ばした後、その指で、まるで紅を引くように真大の下唇に指を滑らせ、そのまま口の中に指を押し込んだ。
青臭い味に、真大は少しだけ眉を寄せたが、入り込んできた2本の指を丁寧にしゃぶっていく。
「ん…ん、」
自分から仕掛けておきながら、翔真のほうが先に我慢できなくなったようで、ピクンと腰が震え、まだ繋がったままの中が蠢いた。
「ちょっ、ひょ、ひょーま、くっ…」
「うは、言えてねぇー、んぁっ!」
指を銜えているんだから、うまく喋れるわけがない。
自分でそうしておいて翔真が楽しそうに笑っているから、ちょっと仕返しがしたくて、真大は軽く腰を突き上げた。
「あ、あっ…バカ…」
真大の口から指を引き抜いて、翔真は慌てて真大の肩に縋った。
「バカ、バカッ…、真大ぉ…!」
「ゴメ…ゴメンてばっ! ちょっ締めないでよっ…!」
翔真がバシバシ真大の肩を叩いてきて、それは全然力が入っていなくて痛くも何ともないからいいけど、繋がった状態でそんなに暴れられると、そっちのほうがヤバイ。
あれだけやったのに、また反応してしまいそう。
「も…ムリ…、あ、はぁっ…」
弱々しい抵抗の後、翔真は再びくたんと真大に凭れ、その肩に頭を乗せた。
これ以上、意地悪をするのもかわいそうなので、真大は翔真をベッドに横たえると、中から自身を引き抜いた。
「はぁっ…ん…」
翔真の体は、真大のモノが抜け切る瞬間にブルリと震えたきり、くったりとしたままは動かない。
ちょうど横向きになって、顔に髪が掛かっているので、その表情が読み取れない。
「翔真くん?」
真大はコンドームをゴミ箱に捨てると、翔真の隣に横になって、前からその体を抱き寄せた。
顔に掛かっていた髪を払い除け、赤く濡れた唇にそっとキスをすれば、翔真の腕も真大のほうへと回ってきた。
「も…ぜってぇ明日、腰とか痛ぇと思う…」
キスの合間に、翔真がぼやくように小さく呟いた。
しかし、シタいと言って、わりと無理やり始めてしまったのは自分なので、あまり文句を言えないのは分かっている。
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