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溺れてしまえ (9) R18
2011.03.31 Thu
*R18です。性的な表現が多く含まれますので、18歳未満のかた、そういった表現が苦手なかたはご遠慮ください。
「翔真くん、今日めっちゃ感じまくってんじゃん。…ね、もしかしたら、後ろだけでイケるかもよ?」
「バカッ、や…ムリ…!」
「無理じゃないって、ホラ」
「ッ、ひぁっ…!」
繋いでいないほうの手で翔真の腰を抱いて、真大がいきなり奥深くまで突き上げたものだから、翔真は悲鳴のような声を上げてしまう。
けれど、感じるのは痛みではなくて、痺れるような快感。
それが怖くて、翔真は逃げようとするけれど。
「ちょっ、やっ、深っ…ああぁっ!」
逃げようとして、けれど腰を掴まれて、片手なのに逃げられなくて、下から突き上げながら体を揺すられて。
もう自分から動くなんて出来なくて、翔真はいいように真大に揺さぶられる。
「ヤダッ、やっ…真大、…中、変っ……何かっ…」
「変、じゃなくて、気持ちいーんでしょっ…? 中、すっげぇもんっ…」
「ちがっ…あぅ、ッく、」
口ではそう否定しても、自分の中が、いつも以上に真大を締め付けているのが分かる。
奥まで真大を受け入れたまま、中を掻き回すように腰を動かされて、頭のてっぺんから足の先まで、ジン…と痺れるように、快感が過ぎていく。
「翔真くんっ…、ダメ? イケない?」
「やぅっ…ん、んっ…!」
泣くように喘いでいる翔真が、どちらの意味なのか、緩く首を横に振る。
最初から乗り気だっただけあって、翔真はいつも以上に乱れていて、『後ろだけでイケるかもよ?』なんて、真大は半分冗談、でも半分は本気で言って試してみたけれど、もしかしたら、本気でイケるかも。
「真大、まひっ…」
「…ぅん? 何っ?」
「何かっ、あっもぉ…変、俺っ…」
とうとう翔真は真大の手を振り解くと、しかしその手を真大のほうへ伸ばし、両腕を真大の首に絡めると、そのままギュッとしがみ付いた。
じゃないと、耐えられない。
こんな強い快感には。
「やぁっ…も、真大ぉっ…!」
強い快感に、翔真は知らず、真大の首筋に爪を立てていた。
翔真の腕が粟立ち、互いの腹の間に精液が迸る。真大は慌てて奥歯を噛んだけれど、耐え切れなかった。
「ッ、あっ…!」
イッたと同時に、翔真の中が搾るように真大自身を締め付けて来るから。
翔真は真大の肩に額を擦り付けながら啜り泣いていたけれど、真大は突き上げる腰を止められなくて、そのまま翔真の中で絶頂を迎えた。
「あ…、はっ…は…」
呼吸を整えつつ、ようやく動きを止めて自分に凭れる翔真を見れば、翔真は真大の肩口に頭を乗せたまま、ボンヤリとどこかを見ていた。
目は開いているから、一応、意識はあると思っていいのだろうか。
「翔真くん?」
「…ん、ぁ…」
名前を呼ばれて、トロンとした翔真の目がゆっくりと動いて、真大を見た。
けれど瞬きの後、目を開けることすら億劫だと言うように、その瞳が伏せられてしまう。
「ゴメ…途中から歯止め利かなくなっちゃ…」
「俺…イッちゃったの…?」
謝ろうとする真大の言葉を遮って(恐らく耳にも入っていなかったのだろう)、虚ろに翔真は尋ねると、鼻を啜り上げながらまた目を開けた。
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「翔真くん、今日めっちゃ感じまくってんじゃん。…ね、もしかしたら、後ろだけでイケるかもよ?」
「バカッ、や…ムリ…!」
「無理じゃないって、ホラ」
「ッ、ひぁっ…!」
繋いでいないほうの手で翔真の腰を抱いて、真大がいきなり奥深くまで突き上げたものだから、翔真は悲鳴のような声を上げてしまう。
けれど、感じるのは痛みではなくて、痺れるような快感。
それが怖くて、翔真は逃げようとするけれど。
「ちょっ、やっ、深っ…ああぁっ!」
逃げようとして、けれど腰を掴まれて、片手なのに逃げられなくて、下から突き上げながら体を揺すられて。
もう自分から動くなんて出来なくて、翔真はいいように真大に揺さぶられる。
「ヤダッ、やっ…真大、…中、変っ……何かっ…」
「変、じゃなくて、気持ちいーんでしょっ…? 中、すっげぇもんっ…」
「ちがっ…あぅ、ッく、」
口ではそう否定しても、自分の中が、いつも以上に真大を締め付けているのが分かる。
奥まで真大を受け入れたまま、中を掻き回すように腰を動かされて、頭のてっぺんから足の先まで、ジン…と痺れるように、快感が過ぎていく。
「翔真くんっ…、ダメ? イケない?」
「やぅっ…ん、んっ…!」
泣くように喘いでいる翔真が、どちらの意味なのか、緩く首を横に振る。
最初から乗り気だっただけあって、翔真はいつも以上に乱れていて、『後ろだけでイケるかもよ?』なんて、真大は半分冗談、でも半分は本気で言って試してみたけれど、もしかしたら、本気でイケるかも。
「真大、まひっ…」
「…ぅん? 何っ?」
「何かっ、あっもぉ…変、俺っ…」
とうとう翔真は真大の手を振り解くと、しかしその手を真大のほうへ伸ばし、両腕を真大の首に絡めると、そのままギュッとしがみ付いた。
じゃないと、耐えられない。
こんな強い快感には。
「やぁっ…も、真大ぉっ…!」
強い快感に、翔真は知らず、真大の首筋に爪を立てていた。
翔真の腕が粟立ち、互いの腹の間に精液が迸る。真大は慌てて奥歯を噛んだけれど、耐え切れなかった。
「ッ、あっ…!」
イッたと同時に、翔真の中が搾るように真大自身を締め付けて来るから。
翔真は真大の肩に額を擦り付けながら啜り泣いていたけれど、真大は突き上げる腰を止められなくて、そのまま翔真の中で絶頂を迎えた。
「あ…、はっ…は…」
呼吸を整えつつ、ようやく動きを止めて自分に凭れる翔真を見れば、翔真は真大の肩口に頭を乗せたまま、ボンヤリとどこかを見ていた。
目は開いているから、一応、意識はあると思っていいのだろうか。
「翔真くん?」
「…ん、ぁ…」
名前を呼ばれて、トロンとした翔真の目がゆっくりと動いて、真大を見た。
けれど瞬きの後、目を開けることすら億劫だと言うように、その瞳が伏せられてしまう。
「ゴメ…途中から歯止め利かなくなっちゃ…」
「俺…イッちゃったの…?」
謝ろうとする真大の言葉を遮って(恐らく耳にも入っていなかったのだろう)、虚ろに翔真は尋ねると、鼻を啜り上げながらまた目を開けた。
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