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Sugar Baby! 3 (3)
2008.03.04 Tue
「慶太、大丈夫か? 何か顔赤いけど、もしかして熱あるとか?」
「あ…だいじょう…」
昨日の真琴との遣り取りを思い出して、慶太は恥ずかしさからどうやら顔が赤くなってたらしい。
智紀に顔を覗き込まれて、ますます恥ずかしくなる。
(だって真琴があんな話するから! 真琴のせいだ!!)
……でも、それを夢にまで見るなんて…。
「あ…あの…、相川さんは…」
「んー?」
「その……俺のこと、抱きたい、とか思うの…?」
恥ずかしくて、最後のほうは、聞こえるか聞こえないかくらいの声になってしまった。
けれど智紀にはしっかり聞こえてたらしく、唖然とした顔で固まってる。
「どう…なんですか?」
「な、何……急に…」
にわかに智紀の顔も赤くなってきて。
「お…教えてください。どうなんですか?」
「そりゃ……まぁ、その…」
「どっち?」
「どっちって、だからー」
「それとも相川さんも、俺に抱かれたいって思ってるの?」
「はいー!?」
今度は素っ頓狂な声を出して、慶太から飛び退いた。
(何か相川さん、回路の壊れたロボットみたいでおもしろい…)
「え? 何なの? 何でそんなこと聞くの?」
一体全体、慶太が何を考えているのか分からなくて、智紀は本気で慌てる。
けれど慶太は、照れているというよりは、真剣な表情だ。
「そりゃ、知っといたほうがいいかなぁ、って思って…。ねぇ、どっちなんですか?」
「俺はその…………もしいいのなら、慶太のこと、抱きたい、とは思うけど…」
「そうなんだ…」
(何だ、良かった…)
もし智紀も抱かれるほうがいいと言うのなら、真琴が言っていたようなセックスは、きっと出来ないだろうから。
「てか、どうした? 慶太。何があったの?」
「何がって…」
適当に誤魔化そうとしたけれど、それを許してくれそうもない、智紀の視線とぶつかって。
仕方なく慶太は、昨日からのことを、洗いざらい智紀に打ち明けた。
「……俺、エッチな子になっちゃった…」
しょんぼりしてると、智紀に抱き締められた。
「無防備にそんな顔すんなって…」
「え?」
「さっき言っただろ? 俺、お前のこと、抱きたいって思ってんだよ?」
「、」
ヤバイ……収まってたドキドキがぶり返してくる。
(え? え? もしかして今って、そんな状況? 朝だけど? でも今日お休みだし? え、そういうことじゃない?)
少し体を離されて、顔を覗かれる。コツンとおでこ同士がぶつかって。
「あいか…」
呼ぼうと思った名前は、その前に唇を塞がれる。
「抵抗……しねぇの?」
唇に吐息が掛かる。
智紀の声に、慶太は静かに目を開けた。
「しないなら、続き……するよ?」
ドクン、ドクン。
智紀の体温。
「慶太?」
「いい、です…」
あなたが、嫌でないのなら。
唇が重なった。
「あ…だいじょう…」
昨日の真琴との遣り取りを思い出して、慶太は恥ずかしさからどうやら顔が赤くなってたらしい。
智紀に顔を覗き込まれて、ますます恥ずかしくなる。
(だって真琴があんな話するから! 真琴のせいだ!!)
……でも、それを夢にまで見るなんて…。
「あ…あの…、相川さんは…」
「んー?」
「その……俺のこと、抱きたい、とか思うの…?」
恥ずかしくて、最後のほうは、聞こえるか聞こえないかくらいの声になってしまった。
けれど智紀にはしっかり聞こえてたらしく、唖然とした顔で固まってる。
「どう…なんですか?」
「な、何……急に…」
にわかに智紀の顔も赤くなってきて。
「お…教えてください。どうなんですか?」
「そりゃ……まぁ、その…」
「どっち?」
「どっちって、だからー」
「それとも相川さんも、俺に抱かれたいって思ってるの?」
「はいー!?」
今度は素っ頓狂な声を出して、慶太から飛び退いた。
(何か相川さん、回路の壊れたロボットみたいでおもしろい…)
「え? 何なの? 何でそんなこと聞くの?」
一体全体、慶太が何を考えているのか分からなくて、智紀は本気で慌てる。
けれど慶太は、照れているというよりは、真剣な表情だ。
「そりゃ、知っといたほうがいいかなぁ、って思って…。ねぇ、どっちなんですか?」
「俺はその…………もしいいのなら、慶太のこと、抱きたい、とは思うけど…」
「そうなんだ…」
(何だ、良かった…)
もし智紀も抱かれるほうがいいと言うのなら、真琴が言っていたようなセックスは、きっと出来ないだろうから。
「てか、どうした? 慶太。何があったの?」
「何がって…」
適当に誤魔化そうとしたけれど、それを許してくれそうもない、智紀の視線とぶつかって。
仕方なく慶太は、昨日からのことを、洗いざらい智紀に打ち明けた。
「……俺、エッチな子になっちゃった…」
しょんぼりしてると、智紀に抱き締められた。
「無防備にそんな顔すんなって…」
「え?」
「さっき言っただろ? 俺、お前のこと、抱きたいって思ってんだよ?」
「、」
ヤバイ……収まってたドキドキがぶり返してくる。
(え? え? もしかして今って、そんな状況? 朝だけど? でも今日お休みだし? え、そういうことじゃない?)
少し体を離されて、顔を覗かれる。コツンとおでこ同士がぶつかって。
「あいか…」
呼ぼうと思った名前は、その前に唇を塞がれる。
「抵抗……しねぇの?」
唇に吐息が掛かる。
智紀の声に、慶太は静かに目を開けた。
「しないなら、続き……するよ?」
ドクン、ドクン。
智紀の体温。
「慶太?」
「いい、です…」
あなたが、嫌でないのなら。
唇が重なった。
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