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08. 大事に壊して (1) R18
2009.08.21 Fri
*R18です。18歳未満のかた、そういったものが苦手なかたはご遠慮ください。
思ったとおりというか、想像以上にというか、指で十分に慣らしたとはいっても、和衣の中はずっと狭くて、祐介はグッと奥歯を噛んで堪えた。
「ぁ…ん、ヤ…痛…」
もう絶対に拒みたくはないけれど、先ほどまでの指とは違う圧倒的な質量に、和衣は無意識のうち、逃げ出すように身を捩った。
けれど祐介は、繋いでいないほうの手で優しく和衣の腰を抱いて、宥めるように、あやすように腰骨の辺りをなぞる。
「和衣、ゴメ…もっと力抜いて…」
「ひ、ぅ…、ん…」
祐介がキツイのが分かって、和衣は一生懸命体の力を抜こうとするけれど、自分の体なのに全然思うようにならなくて、祐介に縋り付きながら首を振る。
和衣の頭の中には、睦月と一緒に見たDVDとか、ネットで調べたこととか、いろんなことがよぎるけれど、それこそあんなに勉強したのに、どうしてか、全然うまく出来ない。
祐介と1つになれるんだ、て思えば、この苦しさも辛くはないけれど、でもこんな体、すごくもどかしい。
「う…ん」
首筋を、祐介の唇が滑っていく。
祐介だって、きっとすごく辛いはずなのに、こんなにも優しく和衣のことを扱ってくれて。
お願いだから、自分ばかりを、こんなに甘やかさないでほしい。
その欲望に忠実に、貫いてほしい。
「だ、って…、そんな、したら……和衣、壊れちゃうよ…?」
「壊れな、い…、あぁ…!」
うぅん、壊してくれていい。
いいから。
「祐介…お願…」
繋いでいた手、絡めた指先に力を込める。
瞳を開ければ、涙がこめかみへと伝っていく。
「…ん、分かった、から……和衣、息吐いて…?」
「ぅ、ん…」
緊張と不安でガチガチになっていた和衣は、もう息を吸うことも吐くこともままならない状態だったけれど、言われたとおり、何とか息を吐き出した。
手の甲で頬を撫でられながら、浅い呼吸を繰り返していると、ゆっくりと、押し開くように祐介が中へと侵入して来た。
(中…、祐介のが…)
すべてを暴かれるような感覚。
祐介の熱が、伝わる。
「ゆ、う…!」
「ゴメ…もうちょっと…」
手のひらで頬を包まれ、キスを落とされる。
全部繋がりたくて、和衣は自分から祐介の口へと舌を差し入れる。
息が苦しい。
呼吸して、体の力を抜いて、ちゃんとしなきゃいけないのに、でも、
思ったとおりというか、想像以上にというか、指で十分に慣らしたとはいっても、和衣の中はずっと狭くて、祐介はグッと奥歯を噛んで堪えた。
「ぁ…ん、ヤ…痛…」
もう絶対に拒みたくはないけれど、先ほどまでの指とは違う圧倒的な質量に、和衣は無意識のうち、逃げ出すように身を捩った。
けれど祐介は、繋いでいないほうの手で優しく和衣の腰を抱いて、宥めるように、あやすように腰骨の辺りをなぞる。
「和衣、ゴメ…もっと力抜いて…」
「ひ、ぅ…、ん…」
祐介がキツイのが分かって、和衣は一生懸命体の力を抜こうとするけれど、自分の体なのに全然思うようにならなくて、祐介に縋り付きながら首を振る。
和衣の頭の中には、睦月と一緒に見たDVDとか、ネットで調べたこととか、いろんなことがよぎるけれど、それこそあんなに勉強したのに、どうしてか、全然うまく出来ない。
祐介と1つになれるんだ、て思えば、この苦しさも辛くはないけれど、でもこんな体、すごくもどかしい。
「う…ん」
首筋を、祐介の唇が滑っていく。
祐介だって、きっとすごく辛いはずなのに、こんなにも優しく和衣のことを扱ってくれて。
お願いだから、自分ばかりを、こんなに甘やかさないでほしい。
その欲望に忠実に、貫いてほしい。
「だ、って…、そんな、したら……和衣、壊れちゃうよ…?」
「壊れな、い…、あぁ…!」
うぅん、壊してくれていい。
いいから。
「祐介…お願…」
繋いでいた手、絡めた指先に力を込める。
瞳を開ければ、涙がこめかみへと伝っていく。
「…ん、分かった、から……和衣、息吐いて…?」
「ぅ、ん…」
緊張と不安でガチガチになっていた和衣は、もう息を吸うことも吐くこともままならない状態だったけれど、言われたとおり、何とか息を吐き出した。
手の甲で頬を撫でられながら、浅い呼吸を繰り返していると、ゆっくりと、押し開くように祐介が中へと侵入して来た。
(中…、祐介のが…)
すべてを暴かれるような感覚。
祐介の熱が、伝わる。
「ゆ、う…!」
「ゴメ…もうちょっと…」
手のひらで頬を包まれ、キスを落とされる。
全部繋がりたくて、和衣は自分から祐介の口へと舌を差し入れる。
息が苦しい。
呼吸して、体の力を抜いて、ちゃんとしなきゃいけないのに、でも、
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