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10. はいはい、俺の負け。
2008.01.23 Wed
「マコ、こっち向いてよ」
ヤなこった。絶対向いてやるもんか。
だいたい、せっかく2人でいるのに、何ではーちゃんは1人の世界を作ろうとするわけ? 意味分かんない。昼間からエッチはともかくとして、一緒にくっ付いてたいって思う俺が変なの!?
何だよ、大人ぶっちゃって。
もうはーちゃんがしたいって言ったって、絶対させてやんないもん! そんで俺がどんな思いでいたか、思い知ればいいんだ!!
「マコってば」
後ろから抱き締められる。
「ヤッ」
もう、足痺れてんだから、やめてよっ!
「離してよ、バカ!」
「何で? こうしたかったんでしょ?」
「したくない。つーか、したくなくなった」
そしたら、耳元にはーちゃんの溜め息。
擽ったいし……って、何ではーちゃんが溜め息なわけ!? 溜め息つきたいの、俺のほうじゃん!!
「ゴメン、からかいすぎた」
何だよ、今さら。
そんなこと言ったって、許してやんないよ。
「マコ、」
「知らないよ、もう離して!!」
「ヤダ」
グルって体を回されて、はーちゃんのほうを向かされる。
「何だよ、せっかく2人でいるのにさ、1人で本ばっか読んじゃって。俺がいる意味、全然ないじゃん! もう帰るし!」
「あー……」
何だよ、あーって。
今さら何かに気が付いたみたいな顔して。
「いる意味がないだなんて……それは絶対ない。だって俺も、マコと一緒にいたかったし」
「嘘ばっか。じゃあ何で本ばっか読んで、俺のほう見なかったんだよ」
「それはゴメン。でもマコの側にいたかったのは、ホントだから」
「そんな調子のいいこと信じない。だって俺があんだけ誘ったのに、全部無視したじゃん」
チューも断わられたんだそ、俺!
「いや……だってマコ、ものすごい目がギラついてたし。さすがにあの感じで、昼間っからやってたら、持たないから」
「ギラ……別にギラついてなんかないし! それに持たないって……それって、おじいちゃんじゃん!」
俺、そこまで溜まってないよ!!
何だよ、何か俺、すごい性欲の固まりみたいじゃん。
「おじいちゃんだよ、俺は。マコだって、よくそう言うじゃん」
「グ…。で、でも! 俺がそんなギラついてたなら……それってはーちゃんのせいでしょ?」
「何で?」
「はーちゃんが毎日ちゃんとお相手してくれれば、そんなことないもん!」
最近、ただでさえあんまり会えないでいたのに、せっかく会えても、3回に1回は、明日早いからとか言って断わられてたし!
「だから今日はその責任をしっかり取りなさい!!」
「わっ!?」
俺ははーちゃんの肩をグイッて押して、その場に押し倒した。
「ちょっ、ちょっと待っ…」
「待たない」
今まで、何となく余裕のある顔をしてたはーちゃんが、ちょっと焦ったみたいになってる。
今日はもう何があったって、絶対最後までやらせてやるんだから!
「マコ……まだ、2時過ぎたばっか…」
「だから? んー……1回1時間として……何回出来るかな? 新記録、挑戦しちゃう?」
「…………う゛……」
「んふふ」
俺はご満悦ではーちゃんのお腹に跨り、その唇を奪う。
「はーちゃん……好き…」
とっておきの甘い声。上目遣い。
いくらはーちゃんがおじいちゃんだからって、これで落ちなきゃ、嘘だね。
「マコ……分かった、俺の負けです…」
「満足させてくれなきゃ、許してやんない♪」
にんまり笑って、もっかいはーちゃんの唇を奪った。
やっぱりお休みの日は、2人で、ね?
*END*
話が進めば進むほど、マコちゃんのテンションが崩壊していく…。一応彼、20歳なんですけどね。20歳にしちゃ、ちょっと…(苦笑)
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バカ話ですが、彼らのシリーズはまだ続きます。というか、もう1組出す予定です。
これからも、よろしくお願いします。
ヤなこった。絶対向いてやるもんか。
だいたい、せっかく2人でいるのに、何ではーちゃんは1人の世界を作ろうとするわけ? 意味分かんない。昼間からエッチはともかくとして、一緒にくっ付いてたいって思う俺が変なの!?
何だよ、大人ぶっちゃって。
もうはーちゃんがしたいって言ったって、絶対させてやんないもん! そんで俺がどんな思いでいたか、思い知ればいいんだ!!
「マコってば」
後ろから抱き締められる。
「ヤッ」
もう、足痺れてんだから、やめてよっ!
「離してよ、バカ!」
「何で? こうしたかったんでしょ?」
「したくない。つーか、したくなくなった」
そしたら、耳元にはーちゃんの溜め息。
擽ったいし……って、何ではーちゃんが溜め息なわけ!? 溜め息つきたいの、俺のほうじゃん!!
「ゴメン、からかいすぎた」
何だよ、今さら。
そんなこと言ったって、許してやんないよ。
「マコ、」
「知らないよ、もう離して!!」
「ヤダ」
グルって体を回されて、はーちゃんのほうを向かされる。
「何だよ、せっかく2人でいるのにさ、1人で本ばっか読んじゃって。俺がいる意味、全然ないじゃん! もう帰るし!」
「あー……」
何だよ、あーって。
今さら何かに気が付いたみたいな顔して。
「いる意味がないだなんて……それは絶対ない。だって俺も、マコと一緒にいたかったし」
「嘘ばっか。じゃあ何で本ばっか読んで、俺のほう見なかったんだよ」
「それはゴメン。でもマコの側にいたかったのは、ホントだから」
「そんな調子のいいこと信じない。だって俺があんだけ誘ったのに、全部無視したじゃん」
チューも断わられたんだそ、俺!
「いや……だってマコ、ものすごい目がギラついてたし。さすがにあの感じで、昼間っからやってたら、持たないから」
「ギラ……別にギラついてなんかないし! それに持たないって……それって、おじいちゃんじゃん!」
俺、そこまで溜まってないよ!!
何だよ、何か俺、すごい性欲の固まりみたいじゃん。
「おじいちゃんだよ、俺は。マコだって、よくそう言うじゃん」
「グ…。で、でも! 俺がそんなギラついてたなら……それってはーちゃんのせいでしょ?」
「何で?」
「はーちゃんが毎日ちゃんとお相手してくれれば、そんなことないもん!」
最近、ただでさえあんまり会えないでいたのに、せっかく会えても、3回に1回は、明日早いからとか言って断わられてたし!
「だから今日はその責任をしっかり取りなさい!!」
「わっ!?」
俺ははーちゃんの肩をグイッて押して、その場に押し倒した。
「ちょっ、ちょっと待っ…」
「待たない」
今まで、何となく余裕のある顔をしてたはーちゃんが、ちょっと焦ったみたいになってる。
今日はもう何があったって、絶対最後までやらせてやるんだから!
「マコ……まだ、2時過ぎたばっか…」
「だから? んー……1回1時間として……何回出来るかな? 新記録、挑戦しちゃう?」
「…………う゛……」
「んふふ」
俺はご満悦ではーちゃんのお腹に跨り、その唇を奪う。
「はーちゃん……好き…」
とっておきの甘い声。上目遣い。
いくらはーちゃんがおじいちゃんだからって、これで落ちなきゃ、嘘だね。
「マコ……分かった、俺の負けです…」
「満足させてくれなきゃ、許してやんない♪」
にんまり笑って、もっかいはーちゃんの唇を奪った。
やっぱりお休みの日は、2人で、ね?
*END*
「襲い受10のお題」
話が進めば進むほど、マコちゃんのテンションが崩壊していく…。一応彼、20歳なんですけどね。20歳にしちゃ、ちょっと…(苦笑)
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ここまでお付き合いありがとうございました。
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バカ話ですが、彼らのシリーズはまだ続きます。というか、もう1組出す予定です。
これからも、よろしくお願いします。
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カテゴリー:遥斗×真琴
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相馬 ⇒ ハッピーエンド^^
イチゴ ⇒ だめだ~
この二人をみていると、にやにやがとまりません!!
可愛すぎる…!!
新記録挑戦してくれい!そして結果を報告してくれい!!
おじいちゃんなはーちゃんを想像して笑えましたvv
またこの二人のお話、楽しみにしていますvvv
可愛すぎる…!!
新記録挑戦してくれい!そして結果を報告してくれい!!
おじいちゃんなはーちゃんを想像して笑えましたvv
またこの二人のお話、楽しみにしていますvvv
- |2008.01.23
- |Wed
- |22:22
- |URL
- |EDIT|
如月久美子 ⇒ >相馬さん
何か胸キュンすぎて、こっちが恥ずかしいわっ! て、何度自分に突っ込んだことやら…。
すっかり乙女です。
はーちゃん大好きな、20歳のマコちゃんでした。
すっかり乙女です。
はーちゃん大好きな、20歳のマコちゃんでした。
如月久美子 ⇒ >イチゴさん
今どきの20歳って、女の子でも、こんなに乙女じゃないっ!!
でも欲求不満だけは大爆発…。
1回や2回では、絶対に許してくれなそう……若いですから! (爆)
でも欲求不満だけは大爆発…。
1回や2回では、絶対に許してくれなそう……若いですから! (爆)