スポンサーサイト
--.--.-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:スポンサー広告
絶望ルーレット (19)
2013.07.20 Sat
「うん。だから、マナくんが帰った後、1人で楽しむ。すっごい」
「ッ…!」
そんな…約束は破ってない、みたいな言い方をされると、何て返したらいいか分からなくなる。
この人、変態だし、頭おかしいし、ガキかっ! て思うことばっかなんだけど、何かこう…変なトコで頭が回るから困る。やっぱり先生のほうが上手なの? それとも俺が単純なだけ?
「えー、ミキちゃん、もう出し尽くしたんじゃないの? まだオナりたいの?」
隣から有沢さんが口を挟んでくる。
言ってる内容はあれだけど、先生を止めてくれるんだったら、この際、何でもいいっ!
「かわいいマナくんを見てると、ムラムラしてくる」
「んなの、1人でオナニーしなくても、俺がいんじゃん」
「お前がいるから何なんだよ。マナくんのかわいさに勝てると思ってんのかっ!」
「かわいさでは勝てないかもだけどさぁー」
…有沢さんも、思ったより全然頼りない。
てか、自分のやりたいことのためなら、どこまでも突き進もうとする先生に、勝てる人なんていないのかもしれない。
でも、写真をそういうことには使わないで、て言ったら、まだ帰るな、てことになるだろうけど、そう使うのを許すなら、もう帰れるてことだよな?
自分の写真がオナニーのネタに使われんのはキモいけど、それは俺のいないところだし、本当にそんなことするかどうかなんか分かんない。
もしかしたら、今俺を引き留めるために、そんなこと言ってるだけかもしんないし――――て思ったけど。
「クフ。マナくん、かーわいい。俺、この写真だけで、3か月は持つな」
「さっ…」
スマホを操作しながら、ニヤケた顔で恐ろしいことを言う先生に、俺は絶句する。
オナニーとか何とか、そんなの口先だけのことで、本当はしないかも…なんて思ってたけど、変態の先生にしたら、そういうのは冗談とかじゃないのかも…。
「つか、3か月て。ミキちゃん、オナニーだけで3か月も持たないでしょ! すぐ欲しくなっちゃうくせに」
「平気だもん。つか、マナくんかわいすぎて勃ちそう、今」
「ちょっ! やめてくださいっ!」
何かフリーズしちゃって、先生と有沢さんのやりとりを呆然と眺めてたんだけど、先生の最後のセリフに、思わず我に返って、声を大きくした。
「嘘嘘、大丈夫。今は勃たない。だってホラ、何ともないでしょ? 見る?」
「見ねぇよ、バカっ!」
スウェットのウエストの部分を広げて、見せてこようとする先生を怒鳴りつける。
どうしよう、もう泣きたいよ。こんな変態の相手し続けるなんて、無理!
「泣きそうな顔もかわいいね、マナくん」
「触んなっ…」
back next
「ッ…!」
そんな…約束は破ってない、みたいな言い方をされると、何て返したらいいか分からなくなる。
この人、変態だし、頭おかしいし、ガキかっ! て思うことばっかなんだけど、何かこう…変なトコで頭が回るから困る。やっぱり先生のほうが上手なの? それとも俺が単純なだけ?
「えー、ミキちゃん、もう出し尽くしたんじゃないの? まだオナりたいの?」
隣から有沢さんが口を挟んでくる。
言ってる内容はあれだけど、先生を止めてくれるんだったら、この際、何でもいいっ!
「かわいいマナくんを見てると、ムラムラしてくる」
「んなの、1人でオナニーしなくても、俺がいんじゃん」
「お前がいるから何なんだよ。マナくんのかわいさに勝てると思ってんのかっ!」
「かわいさでは勝てないかもだけどさぁー」
…有沢さんも、思ったより全然頼りない。
てか、自分のやりたいことのためなら、どこまでも突き進もうとする先生に、勝てる人なんていないのかもしれない。
でも、写真をそういうことには使わないで、て言ったら、まだ帰るな、てことになるだろうけど、そう使うのを許すなら、もう帰れるてことだよな?
自分の写真がオナニーのネタに使われんのはキモいけど、それは俺のいないところだし、本当にそんなことするかどうかなんか分かんない。
もしかしたら、今俺を引き留めるために、そんなこと言ってるだけかもしんないし――――て思ったけど。
「クフ。マナくん、かーわいい。俺、この写真だけで、3か月は持つな」
「さっ…」
スマホを操作しながら、ニヤケた顔で恐ろしいことを言う先生に、俺は絶句する。
オナニーとか何とか、そんなの口先だけのことで、本当はしないかも…なんて思ってたけど、変態の先生にしたら、そういうのは冗談とかじゃないのかも…。
「つか、3か月て。ミキちゃん、オナニーだけで3か月も持たないでしょ! すぐ欲しくなっちゃうくせに」
「平気だもん。つか、マナくんかわいすぎて勃ちそう、今」
「ちょっ! やめてくださいっ!」
何かフリーズしちゃって、先生と有沢さんのやりとりを呆然と眺めてたんだけど、先生の最後のセリフに、思わず我に返って、声を大きくした。
「嘘嘘、大丈夫。今は勃たない。だってホラ、何ともないでしょ? 見る?」
「見ねぇよ、バカっ!」
スウェットのウエストの部分を広げて、見せてこようとする先生を怒鳴りつける。
どうしよう、もう泣きたいよ。こんな変態の相手し続けるなんて、無理!
「泣きそうな顔もかわいいね、マナくん」
「触んなっ…」
back next
- 関連記事
-
- 絶望ルーレット (20) (2013/07/21)
- 絶望ルーレット (19) (2013/07/20)
- 絶望ルーレット (18) (2013/07/19)
- BL小説ランキング参加中です。クリックいただけたら嬉しいです。
- コメントや拍手、ありがとうございます。拍手の公開コメントへのお返事はこちらから。それ以外は、コメントをいただいた記事に返信いたします。
- お題配布サイト「明日」はひっそりまったり更新中です。毎日更新しない日誌「遊び心がない」もよろしくね。
カテゴリー:HA-HA! 僕らマッチ箱みたいな世界で生きてる