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09. ようやく笑った (前編)
2008.04.25 Fri
「お前……どうしたの? その顔…」
翌日、バイト先で仲村と会って、開口一番、このセリフ。
「何が?」
「ひでぇ顔してる。鏡見てねぇの? つーか、そんなんでよく接客業やってられるよな」
「…………」
普段穏やかな仲村が、ここまで言ってくるって、相当珍しい。
そんなにひどい顔、してるかな。
「お前―――和哉に何言ったの?」
「―――え?」
「何言ったって聞いてんだよっ!!」
ガタンッ!!
一瞬、何が起こったのか、分からなかった。
うるさい音がスタッフルームに響いて、背中に感じる痛み。首元がやけに苦しくて。
ようやく俺は、仲村に胸倉を掴み上げられ、背中をロッカーにぶつけたことに気が付いた。
苦しいのと痛いのとわけ分かんないので、俺はその手を振り解くことも出来ない。
「なかむ…」
「このまま……和哉のこと傷付けたままにしたら、絶対許さないからなっ…!!」
……………………。
翌日、バイト先で仲村と会って、開口一番、このセリフ。
「何が?」
「ひでぇ顔してる。鏡見てねぇの? つーか、そんなんでよく接客業やってられるよな」
「…………」
普段穏やかな仲村が、ここまで言ってくるって、相当珍しい。
そんなにひどい顔、してるかな。
「お前―――和哉に何言ったの?」
「―――え?」
「何言ったって聞いてんだよっ!!」
ガタンッ!!
一瞬、何が起こったのか、分からなかった。
うるさい音がスタッフルームに響いて、背中に感じる痛み。首元がやけに苦しくて。
ようやく俺は、仲村に胸倉を掴み上げられ、背中をロッカーにぶつけたことに気が付いた。
苦しいのと痛いのとわけ分かんないので、俺はその手を振り解くことも出来ない。
「なかむ…」
「このまま……和哉のこと傷付けたままにしたら、絶対許さないからなっ…!!」
……………………。
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