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新しい言葉を生み出したい。愛を伝えるために。 (12)
2015.03.31 Tue
「そうだねぇ、ダメかダメじゃないかで言ったら――――」
「うん」
「――――ダメだねぇ」
「にゃう」
ううぅ、ダメなんだ…。
蓮沼さんにはっきり言われて、ガックリしちゃう。
でも、でも、じゃあ、今日の打ち上げ、徳永さんがあんまり楽しみじゃなさそうだったのって、何で? 行きたいお店じゃない以外に、理由なんてある? ないよね?
「あ、もしかして、行きたくなさそうだった、ていうのが違ったのかな? 俺には、徳永さんがあんまり乗り気じゃなさそうに見えたけど、そんなことなくて、すごい楽しみだったとか?」
なのに俺が、行きたくなさそうにしてる、て勘違いして、あれこれ聞いちゃったから…。
「そんなわけないでしょ。やっと残業しないで帰れるようになって、徳永さんは、打ち上げとかもしないで、さっさと家に帰りたかったんだよ。だから、打ち上げヤダな…て顔してたの!」
「え、打ち上げがヤなの? おいしいご飯食べられるのに?」
それとも、そんなにおいしくないご飯が出て来るお店なのかな? あ、でも、行きたいお店じゃなかった、てわけでもなかったし…。
何か、わけ分かんなすぎて、グルグルして来た…。
「ご飯がおいしいか、おいしくないとか、そういう問題じゃないから」
「そうなの? 何で?」
「いや、何で、て…。そりゃまずいよりはうまいほうがいいけどさ、そうじゃなくて、徳永さんは直央くんとご飯食べたいんだよ。今までずっと帰りが遅くて、一緒にご飯食べてなかったんでしょ?」
「うん」
「だから、打ち上げとかじゃなくて、早く家に帰りたいって思ってるんだって!」
何で分かんないかなぁ…て、蓮沼さんが頭抱えてる。
蓮沼さんをここまで悩ますなんて、俺の理解力て壊滅的だね。
「あのさ、じゃあだけど、直央くんの好きな食べ物……何でもいいけど、すっごいすっごいおいしいご飯があって、直央くん、それ1人で食べるのと、いつもと同じご飯だけど、徳永さんと一緒に食べるの、どっちがいい?」
「いつもと同じご飯て、純子さんの?」
「まぁ……うん、それでいいよ」
「でも、純子さんのご飯、すっごいすっごいおいしいからなぁ」
「だーかーらー、そういう話じゃなくて!」
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「うん」
「――――ダメだねぇ」
「にゃう」
ううぅ、ダメなんだ…。
蓮沼さんにはっきり言われて、ガックリしちゃう。
でも、でも、じゃあ、今日の打ち上げ、徳永さんがあんまり楽しみじゃなさそうだったのって、何で? 行きたいお店じゃない以外に、理由なんてある? ないよね?
「あ、もしかして、行きたくなさそうだった、ていうのが違ったのかな? 俺には、徳永さんがあんまり乗り気じゃなさそうに見えたけど、そんなことなくて、すごい楽しみだったとか?」
なのに俺が、行きたくなさそうにしてる、て勘違いして、あれこれ聞いちゃったから…。
「そんなわけないでしょ。やっと残業しないで帰れるようになって、徳永さんは、打ち上げとかもしないで、さっさと家に帰りたかったんだよ。だから、打ち上げヤダな…て顔してたの!」
「え、打ち上げがヤなの? おいしいご飯食べられるのに?」
それとも、そんなにおいしくないご飯が出て来るお店なのかな? あ、でも、行きたいお店じゃなかった、てわけでもなかったし…。
何か、わけ分かんなすぎて、グルグルして来た…。
「ご飯がおいしいか、おいしくないとか、そういう問題じゃないから」
「そうなの? 何で?」
「いや、何で、て…。そりゃまずいよりはうまいほうがいいけどさ、そうじゃなくて、徳永さんは直央くんとご飯食べたいんだよ。今までずっと帰りが遅くて、一緒にご飯食べてなかったんでしょ?」
「うん」
「だから、打ち上げとかじゃなくて、早く家に帰りたいって思ってるんだって!」
何で分かんないかなぁ…て、蓮沼さんが頭抱えてる。
蓮沼さんをここまで悩ますなんて、俺の理解力て壊滅的だね。
「あのさ、じゃあだけど、直央くんの好きな食べ物……何でもいいけど、すっごいすっごいおいしいご飯があって、直央くん、それ1人で食べるのと、いつもと同じご飯だけど、徳永さんと一緒に食べるの、どっちがいい?」
「いつもと同じご飯て、純子さんの?」
「まぁ……うん、それでいいよ」
「でも、純子さんのご飯、すっごいすっごいおいしいからなぁ」
「だーかーらー、そういう話じゃなくて!」
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